資産運用

投資を始める前に読む本が違っていたら資産1億円は無理だった。

投稿日:




 

何か新しいことを始めるには「計画」が重要です。資産形成にも当てはまります。

どの銘柄・ファンドに、何円、どのタイミングで投資・売却するか?これを決める行為が「計画」です。

計画するには、書籍・動画・SNSなどの媒体から情報を得て、色々な投資法を比較・検討、納得できるまで調べるしかないです。

私は疑い深い性格なので、動画・SNSから入ることはせず、書籍をスタートポイントにしました。特に参考にしたのは、「ウォール街のランダム・ウォーカー」などの古典的な名著と万人向けの資産形成法を説いた「ほったらかし投資術」です。

理系出身で基礎的な数学の素養があったので、現代ポートフォリオ理論の理解にもチャレンジしました。完全に理解したとは言い難いものの、そのシンプルな結論に感動したこともあり、インデックス投資にのめり込みました。

実は米国高配当投資に興味を持ったこともあったのですが、結局やりませんでした。高配当企業に投資して配当を再投資すれば資産を築ける、というのは分かりやすいストーリーではあります。ですが、配当は課税されるし、その企業の株価自体が伸びるのか?高配当は今後も続くのか?仮に20社に投資するとして各構成比率を論理的に決められるのか?という疑問があったからです。

他の投資法に浮気しなかった理由として決定的だったのは、やはり「初めに読んだ本」に大きな影響を受けたからだと思います。投資を始める前に読む本が違っていたら、また違った道を歩んでいたかもしれません。

 

参考記事:

インデックス投資で資産が1億円を超えました。(投資6年目)

本気で薦めるインデックス投資本を紹介する。

投資本買うより「ファイナンス理論入門」をすすめる理由。

なぜ全てのリスク資産の時価総額加重平均が最適なポートフォリオなのか?を説明する。

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ

-資産運用

執筆者:

関連記事

積立投資は「投資金額の時間発展の総和」と捉えると分かりやすい。

  一括投資と積立投資の違いは何か? 前者は手持ちの資金を初年度に一括で投資すること。後者は手持ちの資金を数回に分けて投資することです。これだけ読んでもふ~んとしか思いません。では図示してみ …

リターンがマイナスだったころのはなし

  2018年にインデックス投資を開始しました。これまで概ね右肩上がりに資産が増加してきましたが、もちろんリターンがマイナスの期間もありました。下がリターン推移のグラフです。 投資を開始直後 …

米国株50%+金50%ポートフォリオでリスクを下げられるか?

  myINDEXというサイトを過去記事で紹介しました。myINDEXでは「みんなのポートフォリオ」という機能でいろんなポートフォリオ (リスク資産の組み合わせ)のリスク・リターンを見ること …

家を買って株式投資するときの純資産変化

  前回の記事では「本当に家を買っても大丈夫か?と思ったら読む 住宅購入の思考法」の感想を紹介しました。そこではバランスシートに有価証券を含める場合、有価証券の価格変化も含めた方がよいと書き …

資産1億円までの推移(S&P500と比較)

  記録用です。 当然ですがS&P500インデックスファンドに投資しているので、S&P500が下がれば総資産前年比も下がります。 ※上の表は各年度末の総資産を記載 総資産 [ …

サラリーマンが全資産の95%をインデックスファンド(S&P500・オルカン)で運用中。2024年に億り人達成!ブログで様々な投資シミュレーションを紹介!

お問い合わせは:こちら

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ