資産運用

高額療養費制度の仕組み(医療費月100万で自己負担9万円)

投稿日:2023年5月25日 更新日:




 

「病気で医療費が高くても高額療養費制度があるから医療保険なんていらん」と豪語してたことがあるのですが、実は制度の中身は詳しくないのでおさらい。

高額療養費:同一月(1日から月末まで)にかかった医療費の自己負担額のうち、一定の金額を超えた分があとで払い戻される制度

自己負担限度額(70歳未満)は所得で変わります。

<ケーススタディ>

年収600万円の場合、標準報酬月額が50万円として区分ウが該当。

総医療費100万円の場合、自己負担限度額は約9万円。自己負担3割で30万円が9万円まで下がったことになります。

ただし何点か注意

・窓口で支払った後に払戻される制度なので、窓口で一時的に支払いは必要

世帯合算で合算後の金額が自己負担の上限額を超えていれば、払い戻しを受けられる

・過去12カ月以内に3回以上、自己負担限度額に達した場合、4回目以降は「多数該当」になって自己負担限度額はさらに下がる

自由診療・先進医療・差額ベッド代は対象外

 

参考:

たった資産5000万でFIREしたらほぼ確実に失敗する理由。

インデックス投資で資産が1億円を超えました。(投資6年目)

FIREするなら最低1.5億円は必要 (S&P500投資+年2%物価上昇の場合)

記事が役に立ったらクリックお願いします↓

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ

-資産運用

執筆者:

関連記事

WealthNaviはリスク許容度をどのように決めているのか?を分析する。

  前回からの続き: WealthNaviの特徴は個人に最適なポートフォリオを組んでくれる点です。最適とは何ぞや?といえば2点あって、 (1) シャープレシオ (リターンをリスクで割ったもの …

オルカンは本当にS&P500より分散されているのか? (米国指数 vs 米国除く全世界指数)

  オルカンはS&P500より本当に分散されているのか? 答えはYes。オルカンが米国含め全世界を対象としている以上、地域の観点では分散されています。 でも「ポートフォリオとして分散 …

都内子育て世帯で1億円投資しながら40年後に残る資産はいくらか?

  過去記事では、1億円投資しながら生活して40年後に残る資産を検証しました。 ・初年度の金融資産は1億円 ・投資対象はS&P500 (リスク20%・リターン7%) ・毎年取り崩す額 …

資産1億円までの推移(S&P500と比較)

  記録用です。 当然ですがS&P500インデックスファンドに投資しているので、S&P500が下がれば総資産前年比も下がります。 ※上の表は各年度末の総資産を記載 総資産 [ …

S&P500均等加重指数はS&P500を長期的にアウトパフォーム

  意外ですが、S&P500均等加重指数はS&P500 (時価総額加重平均)を長期的にアウトパフォームしています。個人的に面白かったので取り上げます。 引用:S&P …

サラリーマンが全資産の95%をインデックスファンド(S&P500・オルカン)で運用中。2024年に億り人達成!ブログで様々な投資シミュレーションを紹介!

お問い合わせは:こちら

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ