日本国憲法(昭和二十一年憲法)第25条 第1項 すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
健康で文化的な生活を営むにはカネが必要です。毎日バランスの良い食事を取るにはカネが必要。学術、芸術、映画、本、スポーツ、旅行など文化的なものを楽しむにもカネが必要。日本国憲法には「権利」が謳われていますが、健康で文化的な生活へのアクセス性を高めるにはカネが必要なのは明白です。広くて利便性の良い家に住むとか、ペットと暮らすとか、旅行で貴重な体験をするとか、グレードの高い生活を営むにはカネが必要。
億万長者のような生活は無理だとしても、東京のような利便性の高い都市で平均より高い生活水準を維持するには資産2億円必要だと考えています。資産2億円ある場合、収入ゼロで支出70~80万円/月があっても40年後にまだ資産が残ります。
ただし、金利が低い銀行預金ではダメです。年平均7%程度で成長するS&P500で運用する必要があります。S&P500のリスク(価格変動)は約20%ですが、リスクを考慮しても40年後の資産中央値は数百万円でゼロを下回りません。数値計算結果は過去記事参照
ただし、これは働いていない場合の計算結果です。実際は資産2億円程度で完全FIRE (まったく働かず収入ゼロの状態)の人はいないと思います。年収500万円で働き続ければ月の手取り35万円程度の収入が見込めるので、さらに生活水準が向上します。
私の現在の資産は1億円程度ですが、”安パイ”の資産2億円は欲しいところです。ただし、カネ、カネ、カネ、の生活はよろしくありません。良好な人間関係と社会との繋がりは必須です。カネだけあっても社会との繋がりが貧弱でやりがいのない人生はツマラナイしすぐ飽きるからです。
参考:
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