資産運用

投資しながら2倍高い生活水準で暮らすのに必要な額

投稿日:




 

過去記事では、1億円投資しながら都内で平均的な暮らしをするとどうなるか検証しました。

・初年度の金融資産は1億円

・投資対象はS&P500 (リスク20%・リターン7%)

・平均支出額は東京都が公表しているデータを使いました。それが下のグラフ。

この額を毎年引き出し続けた際の、資産中央値の結果は次の通り。

40年後の資産中央値は6000万円。結構残る計算となりました。

次に生活水準を2倍(支出額を平均の2倍)にしてみます。50代で月90万円弱使うイメージです。

もしも1億円スタートにすると、10年後の資産中央値は4000万円、それ以降ではマイナスでした。つまり、生活水準を2倍にすると1億程度では全く足りません。

では2億円スタートにするとどうなるか?結果は次の通り。

40年後の資産中央値は6000万円。イイ感じです。

都内住み、平均より2倍高い生活水準で、投資しながら暮らすには、2億あれば十分生きていけそうです。

 

参考:

インデックス投資で資産が1億円を超えました。(投資6年目)

1億円投資しながら生活。支出はいくらまで増やせるか?

記事が役に立ったらクリックお願いします↓

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ

-資産運用

執筆者:

関連記事

長期化するインフレ。投資しないとますます資産形成は苦しくなる

  物価が上昇しているのをヒシヒシと感じています。 2025年5月の消費者物価指数(CPI)は前年比+3.5%となりましたが、ついにアメリカを上回ったそうです。これは、日銀の異次元緩和政策や …

効率的ポートフォリオは分散を最小化してリターンを最大化する。

  「リスク 神々への反逆」からの引用。 「ポートフォリオ選択」におけるマーコビッツの目的は、「期待収益率を望ましいものと考えると同時に、収益の分散を望ましくないものと考える」ような投資家の …

「サラリーマンは年金を10年受給すれば元が取れる」は本当か?

  NISAや確定拠出年金でシコシコ積み立てて老後の準備するのもいいですが、そもそも年金いくらもらえるのか?が気になります。 30年後の年金制度がどうなってるのかは予想できませんが、そもそも …

S&P500均等加重指数はS&P500を長期的にアウトパフォーム

  意外ですが、S&P500均等加重指数はS&P500 (時価総額加重平均)を長期的にアウトパフォームしています。個人的に面白かったので取り上げます。 引用:S&P …

「ライフサイクル投資術」が名著だと考える理由は斬新さ。

  「ウォール街のランダムウォーカー」や「投資の大原則」は投資本のなかでも名著ですが、私は「ライフサイクル投資術」も名著に挙げたい。 その理由は「考え方が斬新」だからです。ウォール街のランダ …

サラリーマンが全資産の95%をインデックスファンド(S&P500・オルカン)で運用中。2024年に億り人達成!ブログで様々な投資シミュレーションを紹介!

お問い合わせは:こちら

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ