1億円ある状態で支出をいくらまで増やせるかシミュレーションします。
前提条件は;
・初年度の金融資産は1億円
・投資対象はS&P500 (リスク20%・リターン7%)
・毎年取り崩す額を変えて40年後の金融資産がマイナスになる確率(破産確率と呼びます)を計算
リスク資産(S&P500)の価格は幾何ブラウン運動に従うと仮定。詳細は過去記事を参照。実際に確率分布を作成してそこから破産確率をはじきます。結果は次の通り。
取り崩しがない場合の破産確率はほぼ0%。もしも毎年400万円取り崩す場合は50%を超えるので危険水域と思います。
少し安全サイドをとって毎年300万円取り崩すとします。税金20%を引くと240万円です。仮に40年間働き続けるとして年間手取りが600万円であれば、合計840万円、月換算で70万円使えることが分かります。
家賃の目安が年収の3割と言われているので、70万円x3割=21万円。
都内駅チカで広めの家を借りるにはちょっと厳しい結果です。
参考:
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