資産運用

長期化するインフレ。投資しないとますます資産形成は苦しくなる

投稿日:2025年7月16日 更新日:




 

物価が上昇しているのをヒシヒシと感じています。

2025年5月の消費者物価指数(CPI)は前年比+3.5%となりましたが、ついにアメリカを上回ったそうです。これは、日銀の異次元緩和政策や政府の大規模な財政支出による長期的な金融緩和の影響と考えられます。トウシルの記事によると、今後日本が年率3%程度の高インフレに突入し、その状態が少なくとも5年ほど続く可能性があると指摘しています。

このような高インフレが定着すると見られる理由は主に三つ。

一つ目。政府と日銀による「財政・金融の大盤振る舞い」です。国債の発行が膨らむ一方で、日銀は長期にわたり市場に資金を供給し続けた結果、家計には1,000兆円を超える現預金が蓄積されました。これが一気に動き出せばインフレ圧力となります。

二つ目。深刻な人手不足。介護や医療など、これまで価格抑制が行われてきた分野では、賃金上昇やサービス料金の引き上げが避けられず、構造的なインフレの要因となっています。

三つ目。エネルギーや食料、資源など輸入品の価格上昇。地政学的リスクや保護主義の台頭によって、安価な輸入品に依存するこれまでの経済構造が転換期を迎えており、日本の物価上昇に拍車をかけています。

インフレは一般的に家計にとってはマイナス要因とされがちですが、企業側にとっては売上や利益の押し上げ要因になる場合もあります。仮にすべての価格が10%上昇すれば、企業業績も同様に伸び、株価にも反映される可能性があります。その一方で、現金や預金の実質価値は下がります。

仮に年率3%のインフレが5年間継続的に続くと仮定すると、物価は20%上昇します。金利が低い銀行預金してもこの物価上昇には追い付かず、賃上げも期待できない状態では資産形成はほぼ無理です。

個人的には、多くの投資初心者にとってインデックス投資が無難で最も再現性が高い投資方法と考えています。8年前からコツコツ積み立て投資に励んで今では資産が1億円を超えたので、私ならインデックス投資を推します。

要は、やるか、やらないか、です。

 

参考:

インデックス投資で資産が1億円を超えました。(投資6年目)

 

記事が役に立ったらクリックお願いします↓

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ

-資産運用

執筆者:

関連記事

S&P500長期リターンと幾何ブラウン運動モデルの比較

  過去記事からの引用。1950年1月以降のデータを使って1年リターン[%]を、1年・10年・20年・30年・40年の長期リターンを示したのは下のグラフです。 このデータをヒストグラムにして …

新NISA S&P500 1月一括投資vs毎月投資を確率分布で検証

  新NISAでS&P500に投資する場合、「毎年1月に一括投資」または「毎月投資」どちらにするかは悩ましいところです。 結論から書くと「毎年1月に一括投資」の方が将来のリターンが勝 …

高額療養費制度の仕組み(医療費月100万で自己負担9万円)

  「病気で医療費が高くても高額療養費制度があるから医療保険なんていらん」と豪語してたことがあるのですが、実は制度の中身は詳しくないのでおさらい。 高額療養費:同一月(1日から月末まで)にか …

今年はインデックス投資と労働で総資産が50%増加。

  2023年も終わり。 今年はS&P500が25%上昇したこともあり、Buy&Holdで資産を大きく増やすことができました。 今日時点でインデックスファンドのリターンは85 …

インデックス投資オンリーをやめて個別株を加えるタイミング

  「資産が多ければ多いほどさらにリスクが取れる」が私の考えです。 インデックスファンドで9000万円の資産を保有しているとします。仮にリターンが200%だとします。このとき元本は3000万 …

サラリーマンが全資産の95%をインデックスファンド(S&P500・オルカン)で運用中。2024年に億り人達成!ブログで様々な投資シミュレーションを紹介!

お問い合わせは:こちら

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ