前回の記事ではインデックスファンドに投資しつつ、高成長株に投資することでさらなる大きなリターンを狙う手法について書きました。前提として:
・今保有しているインデックスファンドを絶対売らない
・個別株(高成長銘柄)を買ったら長期保有
・個別株が株価ゼロになっても後悔しない範囲で投資
実際にこの投資法を実践するとどうなるかシミュレーションしてみます。
前提条件は次の通り。
・ケース1:インデックスファンドに110万円投資し、20年間保有する。
・ケース2:インデックスファンドに100万円投資する。さらに10万円で個別株10銘柄に1万円ずつ投資する。これらを20年間保有する。
・インデックスファンドは年間7%上昇する。(リスクは無視)
・個別株のうち9銘柄は期待外れで20年間成長なし。1銘柄(当たり銘柄)のみ20年で10倍に成長
・ケース1、ケース2の20年後のトータルリターンを比較する
結果は次の通り:
ケース1(Indexのみ):426万円(3.9倍)
ケース2(Index+20年で10倍x1):406万円(3.7倍)
この場合、ケース1の方が勝っています。
ではこの優良銘柄が超優良で20年で100倍になったとします。実際の銘柄としてはAmazonがこれに相当します。これをケース3とします。
ケース3(Index+20年で100倍x1):496万円(4.5倍)
この場合、ケース1を超えました。
最後に超楽観ケース(10銘柄のうち5銘柄が20年で100倍になる)を考えてみます。これをケース4とします。
ケース4(Index+20年で100倍x5):893万円(8.1倍)
最後に結果を並べてみます。
ケース1 (Indexのみ) :426万円(3.9倍)
ケース2(Index+20年で10倍x1) :406万円(3.7倍)
ケース3 (Index+20年で100倍x1):496万円(4.5倍)
ケース4 (Index+20年で100倍x5):893万円(8.1倍)
110万円スタートで検証しましたが、もし100倍の1.1億円スタートの場合、ケース4では約9億円になることが分かります。高成長銘柄を見つけるのは容易ではないとはいえ、ケース4はかなり夢があると思います。
ちなみに20年間(2004年~2024年)で100倍以上のリターンを出した20銘柄をChatGPTに聞いた回答は↓でした。
アップル、アマゾン、アルファベット、マイクロソフト、エヌビディア、テスラ、ネットフリックス、フェイスブック(Meta)、アドビ、セールスフォース、ペイパル、イントゥイティブ・サージカル、ASMLホールディング、ブロードコム、スターバックス、ホーム・デポ、コストコ、モンスター・ビバレッジ、チャーター・コミュニケーションズ、アライン・テクノロジー
参考:
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