資産運用

【公開】米国株と全世界株両方に6年間つみたて投資した結果

投稿日:




 

私はS&P500インデックスと全世界株式インデックスの両方につみたて投資しています。2018年以降、毎週定額を積み立てています。

将来どちらの方が高いリターンとなるか決めきれなかったからです。もう一つは、何年か積み立てみて、どれくらいリターンに差が出るか見てみたかった、という好奇心もあります。

投資を始めてそろそろ6年が経過するのでリターンを見てみます。

※2024年のデータは3月末時点のデータです。

結果はリターンがマイナスとなった年を除いて全て米国株が全世界を上回りました。マイナスの年を比べてもほとんど差はありません。

2024年3月時点のトータルリターンは、

米国:126%

全世界:103%

6年間でかなり差がつきました。全世界株式インデックスに占める米国の割合は約70%ですが、たった6年間の実績ですが予想以上です。

過去記事によると米国指数の年率リターンは全世界の2倍以上、しかも相関係数は0.9近くあります。つまり、両方の指数はほぼ同じ動きをするのにリターンに大きな差があるのです。つまり米国がダメなら全世界もダメ、米国が好調なら全世界も好調だけどリターンは低い、という現象が起きてしまいます。

好ましいのは「米国がダメでも全世界が好調(またはちょっとダメ)」。今後そうなるなら全世界への投資を続ける価値がありますが、果たしてどうなるか?(もう20%も差がついてるな・・・)

 

参考記事:

オルカンは本当にS&P500より分散されているのか? (米国指数 vs 米国除く全世界指数)

オルカンとS&P500両方で新NISAつみたて投資してバラバラに売却

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ

-資産運用

執筆者:

関連記事

家を買って株式投資するときの純資産変化

  前回の記事では「本当に家を買っても大丈夫か?と思ったら読む 住宅購入の思考法」の感想を紹介しました。そこではバランスシートに有価証券を含める場合、有価証券の価格変化も含めた方がよいと書き …

S&P500 VIXと超短金利差の関係性からみる米国景気のサイクル

  CMBの記事によると、過去30年間、S&P500 VIXと超短金利差の関係性に3度のサイクルが見られます。このサイクルは表現の仕方がユニークで面白いので、備忘録として記事にします …

リスクが低ければレバレッジをかけるメリットはあるか?

  過去記事でS&P500のレバレッジに関して定量的に考察しました。 レバレッジをかけるとリターンの中央値が下がるので、S&P500 (リスク20%・リターン7%)にレバレッ …

米国株50%+金50%ポートフォリオでリスクを下げられるか?

  myINDEXというサイトを過去記事で紹介しました。myINDEXでは「みんなのポートフォリオ」という機能でいろんなポートフォリオ (リスク資産の組み合わせ)のリスク・リターンを見ること …

レバレッジ投資は金持ちがより金持ちになるための投資法

  S&P500にレバレッジをかける投資方法は、過去記事でも色々考察してきました。簡単にまとめると、 ・レバレッジを大きくかけるほどリターンの確率分布が大きく広がるので、将来超高リタ …

 

都内在住JTC勤務の30代サラリーマンです。全資産の95%をインデックス投資で運用しています。2024年3月に1億円を突破。世界経済の継続的成長を願いS&P500とオルカンで運用中。NISAとiDeCoをフル活用。

お問い合わせは:こちら

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ