過去記事で、つみたて投資は「投資金額の時間発展の総和」と書きました。引用します。
「この図を見て何が分かるか?4年目に投資した分に着目してください。仮に運用者が5年目に投資を打ち切る場合、4年目に投資した資金はたった1年間しか運用出来ていないことが分かります。長期つみたて投資して一括で売却する場合、投資後半で投資した分は短期投資しかできていないのです。」
S&P500などインデックスファンドは長期で運用する方がトータルリターンが高まるし元本割れ確率も減ります。
これを回避する方法はファンドばら買い戦略です。各年度でファンドをばら買いする方法です。例えば、S&P500に投資するとして、
1年目:ファンド#1を買う
2年目:ファンド#2を買う
・・・
20年目:ファンド#20を買う
21年目:ファンド#1を売る
22年目:ファンド#2を売る
・・・
40年目:ファンド#20を売る
どのファンドも等しく20年間運用できることになります。
S&P500に連動するファンドを20種類も用意できるのか?という点が課題です。別の証券会社で購入するなど工夫が必要です。2年ごとに同じファンドを買って括るなどの方法もアリです。
この方法でどれだけリターンにメリットがあるかは次回検証してみます。
参考:
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