資産シミュレーションするのにChatGPTはかなり使えます。色々複雑な条件を言葉で指示してもしっかり計算してくれます。マイホーム買うか賃貸で暮らすか、資産形成の観点でシミュレーションしてみました。
以下は条件:
・中古マンション。物件価格は9000万円。立地は某駅から徒歩10分以内
・30年フルローン。金利は1%スタートで30年間で3回 (0.5%ずつ)利上げ
・ローン以外の費用(固定資産税、修繕積立など)も考慮
・住宅ローン控除も適用
・物件価格はマンション情報から年間上昇率を推測してもらう。強気ケース、中立ケース、悲観ケースの3パターンをだしてもらう
・購入時に現金500万円もっていると仮定。初期費用(物件価格の5%)は現金支払い。毎月35万円が使えると仮定し、ローンや費用はここから支払い。残ったお金は年利7%の金融資産で運用。
・この人が家を買わない場合、物件価格の3.5% (月家賃22万円)の家に住むとする。現金500万円から賃貸契約費用を引いたお金は全て年利7%で運用。毎月の35万円から家賃を引いたお金も全て年利7%の金融資産で運用。
・持家ケース vs 家賃ケースで資産比較。(持ち家ケース:物件価値-残債+金融資産、家賃ケース:金融資産)
30年間の資産推移はこちら。
はじめの15年間は持ち家が有利ですが、15年目以降は賃貸が上回ります。30年後には賃貸が持家(強気)を上回ります。
ちなみに持家(強気)は、1~5年目:+2.5%、6~10年目:+1.5%、11年目~15年目:+1.0%、16年目~20年目:+0.5%、21~25年目:0%、26~30年目:-0.5%。
かなり強気設定ですが、ChatGPTに理由を聞くとそれっぽい回答でした。詳細は割愛。
物件価値が上昇しやすいなら持家ケースは当然有利です。一方、建物価値は減っていくので上昇率は年々鈍ります。賃貸ケースは初期費用と年間出費が少ない分、余剰資金を金融資産にまわせます。年利7%で設定しているので後半で伸びが大きくなります。
参考:
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