私は資産の95%をインデックスファンドで運用しています。残りの5%が現金。
ちなみにインデックス投資を始める前は100%現金でした。これじゃあ全然ダメだ、全然資産が増えねぇ、と心機一転してほぼ全資産をインデックスファンドに入れました。色々調べた結果、インデックスならぶち込む価値があるだろうと判断した結果です。
S&P500は年平均7%程度で成長しています。仮に100万円を一括投資すると200万円になるのは10年後です。10年でたった100万円しか増えません。インデックスファンドって所詮このレベルなのです。ただし1000万円投資したらどうか?同じ成長率だと10年後には2000万円になります。プラス1000万円。100万円の10倍です。だから投資する金額は大きければ大きいほどリターンの絶対額も大きい。
インデックス投資にも当然リスクがあります。S&P500の価格変動はだいたい20%。本ブログでも色々検証していますが、リターン7%、リスク20%なら長期的には右肩上がりです。長期で投資するほど元本割れ確率は下がります。過去記事によると10年後の元本割れ確率は22%ですが20年後は14%、30年後には9%まで下がります。
投資期間が長ければ長いほどリターンの平均値は大きくなり、元本割れ確率は下がります。ならなるべく大きな額を入金したほうがよいだろう。当たり前の結論です。
リターン7%は幾何ブラウン運動のドリフト項。ドリフト項はリスクプレミアムを反映します。リスクプレミアムとは「投資家がリスクを取る対価として期待するリターン」のこと。リスクプレミアムをため込むほど見返り(=リターン)も大きくなるというわけです。
資産の95%もリスク資産にぶち込むのは危険という考えもありますが、「リスクプレミアムのコレクションが資産を形成する」を信じられるか?にあると思います。信じられるならやる、無理ならやらない。特にサラリーマンで収入が安定しているなら、フルインベストは合理的だと思います。
参考:
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