ゴールドマンサックスのレポートによると2075年の世界GDPランキングのトップ3は中国・インド・米国。
・中国は2035年に米国を抜いてトップに。インドは2075年に米国を抜いて2位に。
・インドの経済成長率は2020年~2029年は5%以上、2030年以降は5%から2075年までに約2%に低下。
・急速な人口増加が予想されるナイジェリア、パキスタン、エジプトが2075年にトップ10に。(ただし適切な政策や制度の整備など条件付き)
・2075年の三大大国(中国・インド・米国)と他のすべての国に大きな経済格差が生じる。4~6位のインドネシア、ナイジェリア、パキスタンのGDPを足しても、三大大国合計の1/3にも満たない。
・2075年に米国はGDP3位となるが、米国の豊かさの水準(1人当たりGDP)は中国・インドの2倍、ナイジェリア・パキスタンの5倍。
GDPと株価の相関性
「名目GDPと株価は正の相関性がある」が一般的な考え方です。
・「会社の利益は株主のもの」という定義に従えば、企業の株価は長期的にはその企業の増益率に比例する。
・「GDPは国内の付加価値の合計」という定義に従えば、国内企業の利益の合計≒その国のGDP。つまり、ある国の名目GDP成長率はその国全体での利益増加率。
・すると名目GDPの増加率と株価とは相関性があるはず
例えばインドの名目GDPとSensex (インドの株価指数)は高い相関性が見れます。(中国は微妙ですが・・・)
将来を見据えると米国株オンリー、インドオンリーよりも世界に広く分散できる世界株への期待が高まります。
参考:
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