私のブログのほとんどは資産運用シミュレーション関連です。S&P500をリスク20%・リターン7%で幾何ブラウン運動すると仮定して、いくら投資したら30年後のリターンはどうなるか?毎年一定額現金化すると30年後にいくら残るか?などの検証しています。
株価が将来どうなるかなんて予測できないのにそんなシミュレーションは意味あるのか?と思う人も多いはずです。私は意味があると思います。
私は株価指数は幾何ブラウン運動に近い動きを今後も続けると考えています。S&P500の過去70年の対数チャートを見ても概ね直線を示しています。直線から外れるのは価格変動(リスク)の効果です。
S&P500過去70年の対数チャート。このイイ感じの直線を見るとやっぱり株価は幾何ブラウン運動してると思うんですよね。 pic.twitter.com/IOaVVVpT1j
— チャンドラ – 米国株 (@Chandra_11_11) June 22, 2024
将来のリターンを正確に見積もるのは困難です。ただしリスクを考慮すればリターンがXX%を超える確率はXX%という見込みを計算することは可能です。これだけでも予測を諦めるよりは大分マシです。
ランダムに変動するものをどう定量的に評価するか?多くの天才たちが過去にこの難題に取り組んで結果を残してきました。これを利用せず予測を諦めるのは非常にもったいないと思うのです。
予測できれば何にどれだけ投資するか意思決定できます。そこには定量的な裏付けがあるので意思決定に自信をもつことができます。100%成功するとはいえなくても、やみくもに意思決定するよりも失敗する可能性は減ります。
資産運用における定量的な分析は、充実した人生を送るための武器になると信じています。
参考:
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