私のような社畜にも珍しく読者様から質問を受けました。
なぜインデックスファンドだけをひたすら積み立てているのですか?
もっとリターンが大きいハイテク株や高配当株を買うことはしないのですか?
質問どうもありがとうございます!回答させて頂きます。
なぜインデックス投資だけなのか?
実はこの質問の回答を考えているときに「インデックス投資 vs 個別銘柄投資」というドンピシャなネット記事を見つけたので、引用します。
インデックスファンドへの投資を突き詰めていけば、「私は平均点で充分だ、その代わりコストは極限まで抑えたい」という発想に行き着きます。
平均点で十分なら、自分自身で会社を研究する必要はありません。さらに予測を放棄しているので、運用の責任を自らに問う必要もなく、ただ結果を受け入れるのみです。
つまりインデックス運用を凝縮すれば、「予測の放棄と結果の受け入れ」にあると言えるでしょう。
私の回答はこの記事に凝縮されていて、一言でいえばリターンは市場平均でOKということです。私は米国S&P500と全世界株式インデックスに重点投資していますが、過去の米国株式指数のデータからリターンは年率7%だと想定しています。
私にとってはどの個別株をいつ買おうかとあれこれ悩むよりも、インデックスで運用すれば将来欲しいだけのお金が手に入る、というそれだけのことです。
年率7%というのも過去のデータなので、今後このリターンが続く保証はありません。もしかしたら2%かもしれません。でもそんなこと言いだしたら、個別株も同じでしょう。
もう一つは個別株をやることで余計なストレスを抱えたくない、という点です。これも前述の記事からの引用です。
個別銘柄投資を長くやっていますと、何度も痛い目に遭いますし、逆に大儲けすることもあります。
人は学問を通して知識を増やすこともできますが、自分の損得勘定を通して身に着く知恵や知識は、学問には代えがたいものがあります。
これは僕自身の経験から申し上げますが、個別株投資を通して身に付いた経験やスキルは、他のあらゆる投資……たとえば債券や保険など紙の資産だけではなく、不動産やコインなど実物資産投資における相場観の形成にも役立ちました。
私のブログのタイトルにもあるように、私の本業はサラリーマンです。サラリーマンとして働くには多くのストレスを抱えるわけですが、やりがいを感じることもあります。まあそんな僅かなやりがいのために社畜をしてるわけですが ww
本業に集中するために本業以外でストレスを抱えたくないというのが私の貫くべき方針なので、資産運用にスリルは不要、ということです。加えて、個別株で経験やスキルを身に着けて不動産やビットコインへの投資、なんて予定もありませんしね。
グロース株や高配当株はやらないのか?
すでに「なぜインデックスファンドだけなのか?」で答えが出ていると思いますが、少しだけ補足します。現在成長中のグロース株や高配当銘柄が、将来いつまで成長を続けるのか、いつまで高い配当を出し続けるのかは予測できない、という考えが根底にあります。
仮に私がグロース株や高配当銘柄に手を出したとします。将来さらに成長性が高いか高配当な銘柄が出てくるかもしれません。すると、そのとき保有している銘柄を売って、新しい銘柄に乗り換えるかもしれません。株を売って得た利益は20%以上の税金を支払う必要があります。売買を繰り返すということは、その分利益が減るので、トータルの利益を減る可能性が高いと思っています。
時によって魅力的な銘柄が変わり、売買を繰り返すことで利益を減らす。そんなことを避けたいのでインデックスを選んでいます。またインデックスは色んな銘柄の時価総額加重平均なので、分散が効いているから特定の銘柄の暴落リスクを減らせますしね。
あとは、私が大きく影響を受けている「投資の大原則 人生を豊かにするヒント」という本のレビュー記事を書いているのでこちらも参考にしてください。
まあ最近は高配当株かインデックスかで議論が活発ですが、好きなようにしたらいいと思いますよ ww あくまで感覚ですが、仮にコツコツ買い増しして生涯に合計2000万円投資するとして、最終的な利益に数百万円も差は出ないと思っています。無駄な生命保険を解約するとか固定費を削減したら30年でこれくらい稼げるんではないでしょうか。そして資産運用ぐらいで悩むより本業頑張った方がいいかと ww
この回答が参考になればありがたいです。
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