資産運用

なぜアクティブファンドに投資してしまうのか?

投稿日:2023年1月20日 更新日:

 

前の記事では、「80%のアクティブファンドがインデックスに負ける。」というデータを紹介しました。米国のファンドマネージャーに限ると、投資期間が長いほど負ける確率は高まります。

じゃあ何故多くの人はアクティブファンドに投資してしまうのか?の答えの一つに「合成の誤謬 (conjunction fallacy)」という考え方があります。

Wikiから引用すると、合成の誤謬とは「一般的な状況よりも、特殊な状況の方が、蓋然性(確からしさや発生確率)が高いと誤判断すること」

アクティブファンド vs インデックスファンドのパフォーマンス比較に合成の誤謬をあてはめると、インデックス:一般的な状況、アクティブ:特殊な状況、と言い換えることができます。

指数に連動するだけのインデックスに比べて、アクティブは「無数の銘柄を選び、銘柄同士の相関を考慮しながら構成比率を決める」という特殊な操作を加えているので、上述の「特殊な状況」と言えます。

アクティブファンドを作るのは「ハードワーク」です。その「ハードワーク」から生まれたファンドが指数に負けるはずはない。ということ。

では何故インデックスが「ハードワーク」から生まれたアクティブより強いか?には、現代ポートフォリオ理論という理論的な裏付けがあるからです。現実世界が理論の前提を100%満足しているわけではありませんが、少なくとも理論的裏付けがある点では、アクティブに勝ります。

 

 

参考記事:

役に立たない流行の投資本買うより「ファイナンス理論入門」読んだ方がいい。この本は強く推す。

本気で薦めるインデックス投資の本を紹介。これ読んどけば踏み外さない。

記事が役に立ったらクリックお願いします↓

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ

-資産運用

執筆者:

関連記事

資産運用に有害な「後知恵バイアス」

  私はよくバンガード社のレポートに目を通します。理由は単純で、良い事を書いているからです。 同社は投資家の行動に関する行動ファイナンスに関するレポートを定期的に出しているのですが、その中で …

AI投資するよりもインデックス投資で十分

  チャンドラです。   日本経済新聞の記事によると、資産運用に人工知能 (AI)を利用する金融系企業が増えているそうです。 野村アセットは機関投資家向けにAIを投資判断に活用した …

80%のアクティブファンドがインデックスに負ける。

  「80%のアクティブファンドがインデックスに負ける。」は確かウォール街のランダムウォーカーに書いていたと思いますが、確かにStandard & Poorsのデータによるとアクティ …

みずほ銀行では資産を増やせないので楽天銀行に預金を移しました

チャンドラです。   やっと楽天銀行の口座を開設しました。私はみずほ銀行の預金口座をメインにしていましたが、これからは楽天銀行に預金を移していきます。楽天銀行に預金しておく方がメリットが多い …

大金を株式投資にぶち込めるのは独身だからよ。

  「資産の90%をリスク資産に投資している」と書くと何だかリスク取っている感が出ますが、それができるのも独身だから。 私も資産の95%は株式インデックスにぶち込んでいますが、それが出来るの …

チャンドラです。

都内在住の30代サラリーマンです。このブログではインデックス投資の利点、運用成績、運用シミュレーションや金融工学の記事を公開していきます。

自己紹介は:こちら

お問い合わせは:こちら


にほんブログ村 株ブログ インデックス投資へ

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ