レビュー 資産運用

ウォーターフォール投資法の謎。「毎月5000円で自動的にお金が増える方法」書評。

投稿日:2021年9月24日 更新日:




 

「毎月5000円で自動的にお金が増える方法」でミアン・サミ氏が提唱しているのがウォーターフォール投資法。

何か気づきが得られるのではないかと思って読んでみました。

私が提案するのが、自動的に資産が増えるシステム、名づけて「ウォーターフォール投資法」です。・・・

このウォーターフォール投資法を実践すれば、多くの人が年利回り20%以上の資産運用を達成できます。

おっ、それエエやん。利回り20%はスゴイですよ。

で、どんな方法かというと、下の4つのステップを踏むとのこと。

(1) 支出を減らし、資金を確保する。

(2)「確定拠出年金」に加入して世界一の資産運用法をアレンジして投資。

(3)「NISA」を使ってETFに分散投資を行う。

(4) ウォーレン・バフェット氏の投資法を参照する。

 

なるほど・・・

目新しさはないですね・・・そして色々疑問もある ww

 

Sponsored Link



 

(1)~(3)は、まあ特に目新しいことはないでしょう。節約して資金確保 -> NISA・確定拠出年金活用 -> ETFで分散投資 というのは「ほったらかし投資術」(私はこの本スキ)とかで紹介されてますしね。

(2)で世界一の資産運用法、というのはレイダリオ氏のポートフォリオのことです。ダリオ氏のポートフォリオは過去記事でも紹介してますが、S&P500に比べてシャープレシオがかなり高いので、私も気にはなっています。やらないけど。

理由は、いくつかの指数を混ぜて作ってるので比率を定期的にチェックしてリバランスするという面倒臭さがあるから。

で、問題は(4)。(3)のETFで終えずになぜバフェットのポートフォリオをわざわざ追加するのか、私には理解できませんでした。

バフェット氏の投資法を参照する理由は、言うまでもなく、17歳のときから投資を始めて、元金の約60万円を約6兆円にまで増やしたという実績があるからです。

ダリオ氏と同様、数字の裏付けと再現性がある。

つまり、科学的に勝てる。

意味不明です。実績があるから「科学的に勝てる」とは言えないのでは?と思います。

なぜ、ダリオ+バフェットでポートフォリオをメチャクチャにするのか?そこの説明が弱い気がしますね。

もっと意味不明だったのは、ウォーターフォール投資法をマズローの欲求に対応させて説明している点。

 

発想は面白いですが、無理やりすぎじゃないかな・・・。

バフェットを真似るのがなぜ「自己実現の欲求」に対応するんでしょう ww

一部の「?」な点はさておき、NISAや確定拠出年金の節税効果は、実際の計算を通してかなり具体的に書いているので、その辺りは参考になると思います。

 

引用書籍:

 

 

関連記事:

S&P500に「72の法則」を適用して「10年後に元本2倍」のウソを確率分布で説明する。

【衝撃】レバレッジはリターンの中央値を下げる【金融工学】

 

記事が役に立ったらクリックお願いします↓

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ

-レビュー, 資産運用

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

30代会社員が6年で2000万円貯めた方法

  私は新卒で就職してから6年で2000万円を貯めました。私よりも年収が多い人はたくさんいると思いますが、一般的な30代前半の平均よりも高い金額を貯蓄できたと思っています。 この記事では私が …

【レビュー】暖色に癒される ww BenQ ScreenBarスクリーンライトでデスク周りがオシャレに変身

  最近ディスプレーをLGのウルトラワイドモニターに変えたのですが、照明も新しいものを買いました。それがBenQのScreenBarです。Amazonの評価が異常に高かったので買ってみたので …

結局SPY (S&P500指数)とSPYD (S&P500高配当指数)のどちらに投資すべきか?

  前回の続き。 過去のある期間のチャートを切り取ってSPYが良いだのSPYDが良いだのと分析して何の意味があんの?ってこと。・・・ ある一時期を切り取ってパフォーマンスを比較しても意味ない …

【おすすめ】腰痛持ち社畜の在宅勤務を劇的に効率化したデスクまわりを紹介します

  テレワークを始めましたが、コレないと効率よく仕事できないわ!と思うものを紹介していきます。 リストはこちらです。 (1) オフィスチェア (2) ビーズクッション (3) ウルトラワイド …

金融所得課税の引上げはリスクとって資産形成やってる人間への侮辱

  まだ決定事項ではないとはいえ、久々にガックリしました。 「金融所得課税、20%から25%へ増税でも市場害さず」というBloombergの記事からの引用。 岸田文雄首相の派閥に所属する山本 …

チャンドラです。

都内在住の30代サラリーマンです。このブログではインデックス投資の利点、運用成績、運用シミュレーションや金融工学の記事を公開していきます。

自己紹介は:こちら

お問い合わせは:こちら


にほんブログ村 株ブログ インデックス投資へ

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ