チャンドラです。
いくつかの米国株式インデックス・ファンドが販売されていますが、信託報酬に違いがあります。
eMAXISや楽天などの有名な低コストファンドの信託報酬は次の通りです。
eMAXIS Slim S&P500 米国株式:0.162%
楽天全米株式インデックス・ファンド:0.1596%
SBI・バンガード・S&P500:0.09264%
SBI・バンガード・S&P500はSBIアセットマネジメントが2019年9月26日に設定する予定のインデックス・ファンドです。
信託報酬が高い方から並べると、eMAXIS > 楽天 > SBI となります。
これら3つのインデックス・ファンドの信託報酬の差が運用成績のどれだけ効いてくるかをみてみます。
利回り3%で30年間運用した場合
累計投資金額:1,800万円
eMAXIS S&P500:2,860万円 (0)
楽天全米株式: 2,861万円 (+1万円)
SBI・バンガード: 2,894万円 (+34万円)
利回り5%で30年間運用した場合
累計投資金額:1,800万円
eMAXIS S&P500:4,065万円 (0)
楽天全米株式: 4,067万円 (+2万円)
SBI・バンガード: 4,116万円 (+51万円)
利回り7%で30年間運用した場合
累計投資金額:1,800万円
eMAXIS S&P500:5,882万円 (0)
楽天全米株式: 5,884万円 (+2万円)
SBI・バンガード: 5,959万円 (+77万円)
まとめ
信託報酬の差は運用成績にそこそこの影響が出ることが分かりました。
利回りが7%で30年間運用した場合、SBIはeMAXISよりも77万円高い利益を出せることが分かりました。たった0.07%の差ですが結構きいてきますね。
インデックスのファンド選びの原則は信託報酬が安いものを選ぶことです。ただインデックス・ファンドの信託報酬引き下げはしょっちゅう行われているので、いずれはどのファンドの信託報酬もほとんど同じレベルに収斂していくと思います。
そうであればeMAXISや楽天を持ち続けて信託報酬が下がるのを待っておくだけでOKです。
それでは。
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