チャンドラです。
山岡道男氏の「アメリカの高校生が読んでいる資産運用の教科書」によると、アメリカでは若いうちから「お金をどのように管理・運用していくか」を学校で学ぶそうです。
アメリカの高校生が読んでいる資産運用の教科書【電子書籍】[ 山岡道男 ]
その効果もあって、投資はポジティブなイメージで捉えられており、株式投資と投資信託が家計に占める割合が約50%にも達します。
その一方で、日本では株式投資と投資信託をあわせても15%程度で、50%以上が現金・預金となっています。
出典:日本銀行調査統計局
思い返せば私が中学・高校時代には投資の教育を受けたことはありませんでした。
お金を稼げば銀行に預けるというのが常識で、そもそもお金の話をするのは汚いことだと親からは教えられてきました。
中学生や高校生が投資、なんて想像すらつきませんでした。
金融の授業はひとつもありませんでしたが、恐竜時代のような授業はたくさんありました。
百人一首を丸暗記するとか、戦国時代の武将の名前を覚えるとか、日本や世界の山脈の名前を暗記するとか。
覚えたところで何も得るものがない単語を暗記することで、受験ソルジャーになりました。
ですが若い時に身に付けておくべき金融リテラシーはひとつも身に付けませんでした。
昔と違って、今では英会話やプログラミングも学ばないといけないのですが、いまだにあんな無駄な授業をしているのですかね?
そうであれば今の中学生・高校生は気の毒です。
ネット証券やNISAの普及によって、投資はどんどん身近になっています。
だからこそ中学や高校のカリキュラムに金融の教育がどんどん取り入れるべきだと思います。
加えて百人一首の暗唱のような無駄な授業は、本当に必要なのかを見直していくべきだと思います。
その後私の同級生で、かるたを趣味にした人や平安時代に関心を持った人は一人もいないことは言うまでもありません。
それでは。
アメリカの高校生が読んでいる資産運用の教科書【電子書籍】[ 山岡道男 ]
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