チャンドラです。
トランクルームとは個人や企業が契約する貸倉庫のことで、トランクルームを利用する人が増えています。そんなトランクルームは生活や寝泊まりは禁止されていますが、料金が安いため住み込む人もいるそうです。
雑誌SPAでトランクルームに住む40代男性の生活が紹介されています。
バイトや派遣で生計を立ててきましたが、3年前の派遣切りでアパートの家賃が払えなくなった。友人宅を転々とするも数か月で限界に……。
そこで敷金・礼金の必要ない貸倉庫に住むことにしたんです。
窓がない密閉空間で、24時間電気はついている。携帯電話がなければ昼か夜かもわからない。
カビとホコリの混じった臭いも酷く、とても人が住める環境じゃない。
エアコンもないので夏場は蒸し風呂状態。最初の1か月は気が狂うかと思いました……でも、日雇い中心で月収10万円、年収100万円台では、ほかに行くアテもありません。
一応屋内とはいえトランクルームでの生活は過酷です。窓なし、エアコンなし、広さは一畳半。真夏に室内の温度は35度まで上昇し、体を折りたたんで睡眠するそうです。もはや人間の生活ではありませんね。
年収100万円も他人事ではない
トランクルームでの生活・・・これが年収100万円の生活か・・・と思うとともに、
他人ごとではないと思っています。
幸いなことに私は企業で正社員として働けていますが、会社の業績は浮き沈みが激しいので会社が倒産しないとは言い切れません。
私の会社でも会社のトップは、
人財は会社の宝
と謳っていますが、もし業績が悪化し続けたら手のひらを返してリストラを行うかもしれません。企業は常に競争にさらされているし、企業が生き残るためにはリストラも一つの手段だからです。
いつか自分も職を失うかもしれないし、すぐに今と同じ給与レベルの職につくことはできないかもしれない。
その危機感が節約と資産運用のドライビングフォースになっているのです。
それでは。
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