チャンドラです。
投資信託を開始してちょうど1年が経過しました。
私が投資信託を始めたのは山崎元氏の「ほったらかし投資術」という本を読んだのがきっかけでした。たまたま会社で企業型確定拠出年金制度が始まったので、とりあえず確定拠出年金とかNISAとかを勉強しておくか、くらいの気持ちで本を手に取ったのです。新書で値段も安かったし。
この本を読む前は投資信託という言葉すら知らなかったし、資産を現金以外で保有するなど考えたこともありませんでした。この本の内容はとても明確で、とにかく運用コストが小さいインデックス・ファンドに投資する、NISAと確定拠出年金を最大限に利用する、という内容です。ダラダラ説明が長い本とは違い、はじめに結論がバチっとかかれている点が私の好みに合いました。
この本を読んでいなかったらインデックス投資を始めることはなかったと思っています。そういう意味では人生を変えてくれた本だと思っています。たった数百円の薄い本が、貯金至上主義者だった私をインデックス投資信者に変えるなんて、人生何が起きるか分かりませんね。金融とか経済とかにアンテナを張っておくことが如何に大事かを思い知らされました。
さて、1年が経過してどのように投資しているかというと、「ほったらかし投資術」に従って運用しています。具体的には企業型確定拠出年金、積み立てNISAをフル活用し、特定/一般口座でも運用しています。運用先は全て株式インデックス。国内株式はほんの少しでほとんどを海外株式で運用しています。これだけは「ほったらかし投資術」とは違ってリスク高めで運用しています。
肝心の運用成績は先月末時点で1200万円積み立てて損益が65万円。約5%の利回りでまあまあ利益が出ています。ただしある特定の時期の損益だけをみるとマイナス50万円になったこともあるので、やはりリスクは高いと言えます。毎月末の運用成績は隠さず公開しているので興味があれば見てやってください。
インデックス投資を始めて何が変わったかというと、前よりも金融や経済に目を向けるようになったことです。某国大統領の発言や政策金利の設定変更に世界経済が大きく反応して、その結果自分の資産にも大きく影響する。これまで関心を払ってこなかったことが、投資を始めることで自分事になって、自分で色々調べたりするようになりました。そしてお金に対する考え方も変わりました。年金2000万円問題が話題になったように、自分の老後の資産は自分自身で築いていかなければいけない、と強く感じるようになりました。要は色々なことが自分事になったというわけです。
1年は長い人生から見ればまだ始まったばかりです。30年後に「あのとき投資を始めておいてよかった、やめなくてよかった」と思えるように、これからも積立投資を継続していきます。
それでは。
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