新型コロナウイルス感染拡大の影響で在宅勤務を課す企業が増えています。日経新聞の記事によると調査した136社のうち半数が在宅勤務を実施しているようです。コロナ騒動を契機に在宅勤務を本気で取り入れていく企業が増えていくかもしれません。
在宅勤務のメリットは言うまでもないでしょう。通勤時間の削減、育児・介護との両立、など。離職率が減る調査結果もあります。
問題はデメリットです。この記事によると次のようなデメリットが挙げられています。
自己管理しにくい可能性
コミュニケーション不足や孤立
正当な評価がされない可能性
見て分かる通り、これらのデメリットを払拭できるかどうかは上司のマネジメント力によるんですよ。マネジメント力がないリーダーが率いるチームならメンバーが在宅勤務するとパフォーマンスが下がる可能性が高い。逆にマネジメント力が高いリーダーが率いるチームなら在宅勤務してもパフォーマンスが維持できる可能性が高い。何故なら仕事の進め方の仕組みの構築と部下の作業進捗のグリップがしっかりできているから。
自己管理がしにく可能性。要は家で働くと仕事中にyoutube見てしまったり、育児や介護に時間をかけてしまって予定通り作業を終えられなくなる可能性があるということでしょう。でも考えてみてくださいよ。社会人でしょ ww 作業場所をオフィスから家に変えたら効率下がって期限通り作業を終えられませんでした、って言い訳が通用するはずないでしょう ww バカかと ww 育児や介護があるなら1日でそれらにかける時間も計算したうえで期限を設定するのが常識でしょう。部下はそういう外乱があることも踏まえて期限を決めて、上司は決めた期限を絶対に守らせる必要があるんです。
コミュニケーション不足。仕事で起きるチョンボってほとんどがコミュニケーション能力で起きるんですよね。オフィスで顔を合わせて働いていても起きるのだからリモートでやるともっとチョンボが起きるかもしれません。意思伝達の手段として対面がリモートよりも優れているのは間違いない。在宅勤務でも意思伝達を上手くやるには、やはり仕組みづくりをしっかりやることでしょう。例えば重要事項の伝達や懸念事項が出てきたら必ずビデオ会議で話す。このルールを必ず徹底させる。
正当な評価がされない可能性。これも上司と部下が互いに「伝える」努力をしていれば、在宅勤務だろうができるんですよ。上司が部下の作業進捗状況を報告させる仕組みを構築して状況を理解する努力をする。一方、部下は決められた仕組みに基づいて成果を報告し、自分の成果をアピールする努力をする。正当な評価も、けっきょく仕組みができていれば出来るんです。上司が部下を評価する際は必ずビデオ会議で話す。部下は対面で働く以上に上司に報告するように気をつける。私の部下でも残念ながらアピールが下手くそな人がいますが、在宅勤務ならもっと評価が下がるかもしれませんね ww 逆に物理的に離れて働いていてもアピールが上手いやつは本当に上手い。こういうやつは在宅勤務でも評価を落とすことはないでしょうね ww
自己管理・コミュニケーション・評価。全てはマネジメント力があれば解決出来ます。マネジメント力。つまり仕組みを構築して、部下にその仕組みの下で働かせることで部下の作業状況をグリップできる力です。もちろんその仕組みに不備や改善点があれば部下の意見も聞いたうえで修正していくことも必要。こんなことはここでダラダラ述べなくても、会社で働いていれば誰でもやってるでしょう。ですが、実際に在宅勤務するとなれば、これを上手くできるかどうかが、チームのパフォーマンスを落とさないための鍵になるでしょう。
マネジメント力があれば社畜する必要はないんだが ww
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