
会社員が副業で年間300万円稼いだ方法を公開
刺激的なタイトルですね。ネットで「副業」と検索すれば、私なら間違なくクリックしたくなるタイトルです。
会社員(=私)が副業(=インデックス投資)で年間300万円稼いだ(=運用益を出した)のは事実です。だからこのタイトルはウソではないのです。ではこの記事を書いている会社員(私)は何か隠していることはないのだろうか?と気になります。私以外の人間がやっても再現性があるのか?これが注意すべき点でしょう。
再現性があるかどうかは、次の情報がないと判断できません。
(1) 年間300万円稼ぐためにいくら投資したのか?
(2) どれだけの期間がかかったのか?
(3) その利益を出したのはいつの話なのか?
(1)~(3)を知るためには下のグラフを見れば分かります。
(1) 年間300万円稼ぐためにいくら投資したのか?
「投資で300万利益を出した」と書くと、株に詳しくない人は数万円投資して300万利益出すような投機的な取引を想像します。でも私が実際に投資した金額は2,000万円。
私が2,000万円を投資できたのは社会人になってから修行僧になりきって貯めまくったからです。2,000万円貯めて投資してやっと300万円の利益ときけば、多くの人がやる気をなくすでしょう。初めから言えよ、と言われそう。
要は、2,000万円のタネ銭があったおかげで利益を出せたわけで、タネ銭を明らかにせずに年間300万円も利益を出せまっせ、というのはミスリードするということ。
(2) どれだけの期間がかかったのか?
これもタイトルでは隠していますが、期間は2年です。ただタネ銭を稼いだ期間も加えれば6年もの時間が必要だったことになります。
6年って長いですよね。でもタイトルだけ見るとなんかすぐに稼げるようになったように見える。やっぱりミスリードしやすい。
(3) 300万円の利益を出したのはいつの話なのか?
運用益300万円を記録したのは「今」ではないんです。それは2020年の1月で、米国株式市場が絶好調だったとき。では今はどうか?運用益300万円は吹っ飛んでマイナス100万円です。そう、利益300万円を豪語したところで、それは絶頂期の話でしかもたった1か月間の話なんです。つまり再現性があるとは言えない。
「初心者が年間〇〇万円を楽勝で稼ぐ方法を特別価格999円で紹介!」なんてセールストークを見たら、次の3つが明らかになっているか確認した方がいいです。
(1) その利益を出すためにいくら投資したのか?
(2) どれだけの期間がかかったのか?
(3) その利益を出したのはいつの話ななのか?
重要なのは再現性があるかどうかです。実は年間300万円稼ぐために1億円投資してましたとか、20年かけて販売ルートをやっと確立しましたとか、利益出したけど一番景気が良かったとき以外は全然稼げていません、だと参考にならないといういことです。
(1)~(3)が分かったら平均利回りを計算してみましょう。投資額と期間が分かればエクセルのIRR関数で計算できます。実は利回り1%以下、なんて話があるかも。それなら黙々とインデックス投資やったほうがマシですね ww
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