生産性を高めたければ座席の配置を見直しなさいという記事からの引用。
働き手のパフォーマンスを上げるために、雇用主は報償やインセンティブ、教育や研修などにしばしば投資する。こうした昔ながらのアプローチは、たしかに従業員のスキルを向上させ、仕事経験を豊かにする。
だが我々は、生産性を向上させる驚くほど簡単な方法を発見した。低コストで、しかもたちどころに効果が現れる方法だ。それは、オフィスのよりよい座席配置である。
・・・
従業員がグループごとにまとまって座っていたサンプル企業では、スピード重視の働き手と質重視の働き手が隣り合って座るのが、最高の座席配置であることがわかった。それぞれが相手の仕事ぶりの改善に役立つからだ。双方の働き手の弱い面に、互いに波及効果が見られたのである。
質重視の働き手は、スピード重視の働き手の仕事の速さに追いつこうとし、スピード重視の働き手は、仕事の質を高めようと努力した。スピード重視の働き手が質重視の働き手の隣の席についた場合(そして平均的な働き手同士が1つのグループを形成した場合)には、生産性(仕事のスピード)は13%向上し、有効性(未解決のタスクの少なさ)が17%向上していた。
一方、スピード重視の働き手2人が隣り合って座った場合には、生産性の著しい向上は見られなかった。また、質重視の働き手2人が隣り合って座った場合にも、仕事の質は向上しなかった。なお、平均的な働き手はどちらの面も平均的なので、どちらからの波及効果も小さかった。
これはナカナカ面白いですね。
私の会社でも仕事で優秀な結果を出してる人は学歴とか関係ないと思ってました。
この研究結果によれば、スピード重視の社員とクオリティ重視の社員が近くの席に座れば、お互いの長所に追いつこうと高めあってパフォーマンスが改善するようです。
そういえば私の元上司は超スピード重視だったので、その上司の指導(という名のパワハラ)によって、私もスピード志向になった気がします。
まあ、もう少しで鬱病寸前まで追い込まれましたが ww
そういえばトップ5%社員の習慣には、トップ社員は仕事が超速いと書いてましたね ww
AI分析でわかった トップ5%社員の習慣【電子書籍】[ 越川慎司 ]
関連記事:
記事が役に立ったらクリックお願いします↓
色々、応用出来そうですね。
営業に数字・データに詳しい理論派と体育会系を組ませるとか。
教育に優しい系とシビアなドラゴン桜系を組ませるとか。
キャバクラの接客はクールビューティーとお茶目系を組ませるとか。
…ちょっと違うかな?
コメントありがとうございます。
違うものを組み合わせて上手くいくかは相性の良さが一番大事ですね。
スピード重視派と品質重視派を一緒に仕事させても、相性良くなければグダグダで終わりそうです。
返信ありがとうございます。
結局相性、結局人によるのですね^^;
どんな組み合わせ実験しても、結果発表の最後は「結局は相性ですが」…てコメントで締めることに^^;
(結論にちょっと動揺w)