過去記事でS&P500の過去リターンのパレート図を作成しました。
パレート図からリターンがある値を超えた割合を簡単に計算することができます。度数を数えるだけなので。
リターン0%を下回った割合=元本割れした割合は次の通りでした。
1年:23%
5年:18%
10年:10%
20年:4%
同様にリターンがある値を超えた割合を見てみます。
リターンが2倍になった割合:
1年:0%
5年:11%
10年:48%
20年:89%
リターンが3倍になった割合:
1年:0%
5年:1%
10年:13%
20年:65%
リターンが4倍になった割合:
1年:0%
5年:0%
10年:3%
20年:46%
さすがに数年の短期間でリターンを2倍や3倍になることは皆無ですが、20年間保持しておけば、リターンが4倍になった割合は46%もあったということです。
言い換えると、過去にある時点で投資を開始して20年後に元本が4倍になる確率はほぼ50%もあったということです。
すごいですね。改めて見るとS&P500の成長力はすごかったと言えます。
記事が役に立ったらクリックお願いします↓