私がインデックス投資を始めるときに悩んだのが、S&P500か全世界株式(除く日本)のどちらを買うか。これはかなり悩みましたよ。
米国か全世界のどちらを買った方がリターンは高くなるかは、正直結論が出ていません。人に行かれても歯切れよく答えるのは難しいですね。(ちなみに日本を除いているのは日本経済成長には期待できないから。住むのにはいい国ですが ww)
というわけで、悩むのは面倒くさいし、まあ全世界も70%近くは米国なのでその差はゴミだろう、その差のゴミっぷりを見てやろうということで、両方をほぼ同額買い続けています。
正直これをやるとポートフォリオ全体の米国比重が高まって時価総額加重平均が崩れます。
その点で、私が普段から言っている「時価総額加重平均が最適なポートフォリオというのが現代ポートフォリオ理論の結論」とやってることが違ってくるのですが、まあ国単位では時価総額加重平均となっているのでヨシとしましょう。(そういう意味では米国株式だけ買っても平均はとれてませんからね。米国以外の株式がゼロなので。)
ではどれくらい差が出ているのかというと、その結果が下のスクリーンショット。投資期間はほぼ3年です。
米国S&P500:38.16%
全世界(除く日本):35.18%
これをIRR(内部収益率)に直すと、
米国S&P500:11.4%
全世界(除く日本):10.6%
うーん、ほとんど変わらないな ww
今のところはS&P500の方がIRRで0.8%上回っていますが、今後はどうなるでしょう。両ファンドのリターンの競り合いは見ものです。
インデックス投資ってつまらないので、これくらいしか楽しみがないんですが ww
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