手に職をつける:
職業または職能を自分のものとすること。生計を立てるための仕事、あるいは、仕事に就くための技能や資格を、獲得すること。
私も若手の頃はとにかくシャカリキに働いて、仕事のやり方とかある特定分野の技術を身につけるべく努めてきました。
それはそれで大事な事なんですが、その分野が広く一般社会においても需要が高い分野であるかどうか?という点においては、実は盲目的だったと反省することが最近多いんです。
「手に職をつける」よう努めてきたが、実は社外ではそんなに需要は大きくないっていうね。
需要がゼロっていうわけではないんですが、産業構造の変化とか人口減少とか、いろんな複合的な要因で確実に需要が減りつつあるのをヒシヒシと感じています。
で、新しい分野にもチャレンジしてるんですが、これって結構大変なんですよね、、、
山崎元氏がFIREに対する見解を書いた記事があるんですが、こんなふうにあります。
「FIRE」を目指す若者について心配なのは、人的資本への投資効果が大きい人生の大事な時期に、金融資産の蓄積に励むあまり、爪に火(fire!)を灯すようなつましい生活をして、人間がツマラナク小さくまとまるのとともに、将来「稼げない人」として人生を送るようになることだ。若い人にあえて言いたい。「もっと、自分のためにお金を使おう!」。 ・・・
しかし、読者の皆さんには、若い頃から好きな仕事で働くいっぽう、自分自身の知識・スキル・経験などに惜しみなく時間とお金を使って、それを高齢まで維持できるような、「冬でも(高齢でも、不景気でも)食べていけるたくましいキリギリス!」のような大らかで強い人の人生を歩んでほしい。黙々と貯蓄するアリさんばかりではつまらない。
人的資本への投資と書いてますが、私が思うに「投資すべきなのは20年後・30年後にも需要が期待できる技術」である点は見逃せないと思うんです。
なので、将来の需要が期待できないか、需要は細々と存在し続けるけれども比較的容易に身に付けることが出来てかつ叩かれそうな技術を身に付けても食っていけないと思うんですね。
じゃあその「20年後・30年後にも需要がある技術」とはなんぞや?と聞かれると、知らんというのが本音なんですがね~
関連記事:
記事が役に立ったらクリックお願いします↓