チャンドラです。
BRUTUSという雑誌に「預金通帳は大人の通知表」という題名の記事を見つけました。とても参考になったので一部だけ抜粋します。
社会に出ると学生時代のように学期ごとに通知表をもらうことはなくなります。でも実は全ての大人に共通の通知表があるのです。それが預金通帳です。
預金通帳を見ると、どれだけの収入があり、どんなお金の使い方をしているのか、支出や貯蓄にムラはないか、といったことが全て丸見えです。
住宅ローンを組むときに、「預金通帳のコピーを提出してください」と言われることがあります。その理由は、貯金がいくらあるかが知りたいからではありません。お金の出入りの記録から、「正しくお金と付き合えているか」を見ているのです。
「貯め方」「使い方」「稼ぎ方」「増やし方」「維持管理」「社会還元」、そしていちばん重要なのが「考え方」です。
この7つをバランスよく高めていくこと。それが、収入や貯蓄はもちろん、使い方も含めた「預金通帳」の成績を上げることにつながっていくのです。
引用:BRUTUS「お金の、答え。」
お金は人生のすべてではありませんが、人生で最も大切なものの一つです。そんなお金の管理がきちんとできているかが、その人を評価するための通知表になる、という考えは、なるほどと思いました。
でも、私はここに一点だけ付け加えたいです。
それは「預金通帳」ではなく、
「総資産」こそが大人の通知表になる
ということです。
預金通帳では現金の動きだけしか見えません。つまりその現金をどのように運用しているかまでは見えないのです。
賃金が上がらない現在の日本では、現金だけで資産を大きくしていくことは不可能です。だから現預金以外の方法で資産運用して資産を増やしていくことが重要です。
選択肢はたくさんあります。リスクをとらずに預金だけしておく人もいるし、リスクをとって株や債券・不動産に投資して運用する人もいます。
リスクをとって大きな利益を得ることができたということは、その人に先見の明があったということです。利益を出せなかったということは先を見通すことができなかったということです。
だからこそ、総資産が大人の通知表になるのです。
私は日々の生活で節約をこころがけ、貯めたお金をインデックス投資で運用しています。毎週一定金額を長期間つみたて続けるスタイルです。
20年後、30年後に「優」の成績がとれることを信じて。
それでは。
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