「プライベートバンカー 節税攻防都市」という本。シンガポールに移住した大富豪たち相手に奮闘するプライベートバンカーを描いていて、かなり面白いのですが。。。
「あかん、もう退屈で死にそうや。日本に帰りたいわ」
男は五十がらみ、「カウス」という綽名が付いている。吉本興業大阪の漫才コンビ、中田カウス・ボタンのボケ担当にそっくりなのである。・・・
「やることがないのや。ヒマなんが一番怖いのう」
「何を言ってるんですか、また!贅沢ですよ」
女性から軽くたしなめられたカウス氏はうつむいて、しばらくするとまた愚痴り始めた。
「わしな、毎日、手帳にバツ印をつけて数えているんや。あと何年と何日ってな。一日が過ぎると大きくバツを書き入れるんやが、五年は長いなあ。大阪に戻りたいな」
彼は関西でパチンコ屋や不動産業を手広く営んでいたが、それらの多くを売ってシンガポールに移住してきた。永住権も取得済みだ。・・・シンガポールが不動産バブルということもあって、ぶらぶらと日々を送るだけで毎年数千万円は増えていく計算だ。
「だったら、また日本に帰ってくればいいじゃないですか。おカネならいくらでもあることだし・・・」
「そうはいくかい!」
「わかってるやろ、わしは一年の半分以上はシンガポールにおらんといかん」
・・・つまり、183日(1年の半分以上)を海外で暮らし、それを五年間も続けていれば、海外資産の相続税は払わなくても済むようになるーというのである。
シンガポールに5年はなかなかヤバイですね
私は出張で合計2週間程度滞在したことがありますが、正直いって2週間の生活で十分ですよ、シンガポールは。すぐ飽きます ww
確かに教育の観点からは素晴らしいんですよ。アジアで一番かも。
シンガポール大学や南洋理工大学出身の人と話したことがありますが、抜群に優秀でした。南洋理工も学会で行ったことありますが、研究環境が素晴らしかった。
だからシンガポールの大学に留学して遊ぶ暇なく死ぬほど勉強するならいいかも。そうではなくて、リタイアしてから観光したりしたながら住むのは地獄だと思いますよ。
日本みたいに四季もないし寺社仏閣もほとんどないし。便利だけど何もない。私の主観ですけどワクワクしないんです。
まあ、リタイアして移住するならバンコクですかね ww まあバンコクも大都会ですがまだ観光地も多いし、都会に疲れたらタイの田舎やカンボジア、ミャンマーもすぐに行ける。物価も安いし。
飯も美味いし、あの東南アジア特有のゴチャゴチャした猥雑な雰囲気がいいんですよね。
バンコク駐在したいな~ ww 会社のマネーで ww
余談ですが、バンコク行くならおススメは街中にポツポツ点在する手長エビの釣り堀。釣り上げるのはメチャクチャ難しいんですが、私は常連っぽい謎のオッサンに助けられて爆釣したことがあります ww その場で焼いて食えるしビールも飲めます。
シンガポールに住む本物の金持ちたちが紹介されてます↓
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