資産運用なんてシンプルなのに金儲けしたい人間が複雑にしてるだけ、というのは肝に銘じておきたい金言。
「ほったらかし投資術」を読んでインデックス投資に目覚めて以来、私が大変参考にしている山崎元氏の書籍からの引用。
金の運用なんて紐解けば結局シンプルなの。でも、銀行とか保険会社とか儲けたい人たちが商品を複雑にして、あれこれ宣伝して売っている。彼らは、お客にシンプルで正しものを選ばれたら商売にならないから。メディアも広告主に影響されるから気を付けないとね。
これは「難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えて下さい!」という本にサラッと書いている一文です。(タイトル長いな ww)
ボーっと読んでると流してしまう一文なんですが、私としてはこの一文は本書のなかでも最も重要な一文として位置付けたいところです。
「シンプル・イズ・ベスト」的な考え方は、ビジネスとかデザインとか、あちこちで出てきますが、資産運用でも同じだと思います。
私がインデックス投資に出会い、「すべてのリスク資産の時価総額加重平均が最適なポートフォリオ」という現代ポートフォリオ理論を知ったときは雷に打たれたような衝撃を受けましたが、現代ポ理論に立脚したインデックス投資は「シンプル・イズ・ベスト」を体現しているといえます。
そのような衝撃的な体験をしたからこそ、インデックス以外の投資法に手を出さずに、いまのところ火傷をせずに来れていると言えます。
要は、情報の荒波に飲まれずに「シンプル・イズ・ベスト」を貫けるか?が重要だと思うんです。ここを忘れなければ、複雑な選択肢に手を出すことはないと思うんです。
参考書籍:
引用した本。内容は初歩的だが資産運用の知識がゼロの人にはおすすめ。
私が資産運用に目覚めた本。読んでなかったら怪しいファンドとかに金をむしり取られていたかも。
全面改訂 第3版 ほったらかし投資術 (朝日新書857) [ 山崎元 ]
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