資産運用

奨学金は一括返済が得なのか?

投稿日:2019年4月17日 更新日:

チャンドラです。

 

私は大学院の学生時代に無利子の奨学金を借りていました。2年間で合計120万円を借りていました。社会人になった後に返済を開始し、毎月8000円ずつ返済しています。全て返済するには約12年かかります。

ところで奨学金を返済する方法には、毎月同じ金額を返済する方法と、ある時期に一括で返済する方法の2通りがあります。無利子の場合、返済に何年かかろうが、どちらでも返済する額が同じように思えます。

ところがインフレを考えると、返済する金額が変わってくることが分かります。

 

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インフレになるとどうなるか?

 

インフレとはご存知の通り、お金の価値が小さくなることです。例えば去年100円で買えたものが、今年110円になったとすると、それはインフレが起きていると言えます。モノの値段が上がったということは、お金の価値が下がったということだからです。

こう考えると奨学金の返済を開始した時期からインフレが起きている場合、借りていたお金の価値が下がるので、それはすなわち返済額が小さくなることを意味します。

例えば年間20万円を15年間、合計300万円返済するとします。そして、年間1%のインフレが起き続けると仮定します。

一括で返済すると、返済額は300万円です。

一方20年間返済を続ける場合、返済額は277万円となります。面白いことにダラダラ払い続けるだけで23万円も得するわけです。

 

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実際のインフレ率

 

では実際の日本のインフレ率の推移はどうなっているか。これはIMFのウェブサイトで確認することができます。

 

2000年代は長くデフレの状態でしたが、2015年以降はインフレ率1%です。

日銀はインフレ率2%を目標として市場を操作しています。今後もデフレになるよりインフレ率1%となる可能性の方が高いと思います。

 

こう考えると、奨学金は一括返済するよりもダラダラ時間をかけて返す方が得するということが分かります。つまり学生時代に無利子の奨学金を高額借りて、返済に長期間かければかけるほど得です。

同じ考えを奨学金に限らず、住宅ローンにも応用できます。住宅ローンの金利よりも高いインフレ率が続くのであれば、一括よりも時間をかけて返済する方が返済額を少なくすることができます。

ただし、インフレによる物価の上昇は家計を圧迫します。奨学金の返済額を減らせるとか喜ぶ前に、手元に入る給料が上がらないと意味がないですね。

 

それでは。

 

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都内在住の30代前半サラリーマンです。6年間で貯めた2000万円を元手にインデックス投資を始めました。このブログでは資産運用の方針、運用成績、家計簿、節約生活を赤裸々に公開しています。

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