チャンドラです。
本格的に貯金を始めるときは「30歳までに1000万円貯めたい」などの目標を立てると思います。ですが目標を立てると立てっぱなしになって終わってしまうことはよくあると思います。
大切なのは「目標と現実がどれだけ乖離しているか」を定期的にチェックすることです。
なぜならこれを行わないと目標が達成可能なのかどうか、軌道修正が必要なのかどうかを判断できないからです。
今回は私がやっている管理方法を紹介します。貯金が貯まらないと悩んでいる方の参考になれば幸いです。
数字で表せる目標を立てる
まず初めに目標を立てます。目標は数字で表せるものであるべきです。なぜなら数字で表すことで目標と現実の乖離が明確になるからです。
私の場合は2020年12月までに貯蓄額を3000万円にすることを目標としています。目標額と時期が共に明確な数字になっています。
目標と現実の乖離をグラフにする
2020年12月までに貯蓄額を3000万円にする、という目標を立てました。次はその目標をもとに毎月いくら貯蓄しなければいけないかを計算します。
私の場合は毎月20万円を貯蓄にまわし、ボーナスは約100万円を貯蓄にまわす必要があることが分かりました。
そこで目標額と実際額をグラフにしてみます。下のグラフは、私の2013年4月以降の目標額(青線)と実際額(赤線)をグラフ化したものです。目標額と実際額に差があることが分かります。
このグラフだけでは不十分です。なぜならばどれだけ乖離があるかが分からないからです。
そこで差(実際額 – 目標額)をグラフにしてみたのが下の図です。プラスならその時点では目標を達成できていることを意味します。マイナスならその時点では目標が達成できていないので軌道修正する必要があります。
2016年7月までは差が広がるばかりでした。そこで不要な生命保険の解約、スマホをSimフリーに変更、外食を減らす、などの対策を行いました。
その結果、差は小さくなりました。2018年12月の差は約50万円です。他にも無駄な出費がないか見直すことでこの差を解消していく予定です。
プロジェクト・マネジメントの考え方
この「目標と実際の乖離を把握する」という考え方はプロジェクト・マネジメントの手法にヒントを得ています。
プロジェクト・マネジメントの詳細は過去の記事にも書いていますが、その手法の一つとしてプロジェクトの予算管理があります。予算管理とは「プロジェクトに費やしたお金が予算を超えていないか?」を調べる手法です。今回紹介した貯蓄額の管理方法はその逆で「貯めたお金が計画通りに目標額に近づいているかどうか」です。
プロジェクト・マネジメントの手法は家計の管理やタスク管理など私生活でも色々使える技があるので、興味がある方は下の書籍を読んでみてください。
世界を動かすプロジェクトマネジメントの教科書 ~グローバルなチャレンジを成功させるOSの作り方
まとめ
目標の貯金額を達成するために必要なことを紹介しました。大切なことは次の3点です。
数字で表せる目標にする
目標と現実の差をグラフ化して定期的に確認する
その差を埋めるためのアクションを決めて行動に移す
貯金が貯まらないと悩んでいる方の参考になれば幸いです。
それでは。
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