チャンドラです。
金融庁は老後に備えて計画的な資産形成を促す報告書をまとめました。
ロイター通信の記事から抜粋です。
金融庁の金融審議会は3日、長寿化による「人生100年時代」に備え、計画的な資産形成を促す報告書をまとめた。年金だけでは老後の資金を賄えず、95歳まで生きるには夫婦で2千万円の蓄えが必要になると試算。
報告書は、男性が65歳以上、女性が60歳以上の夫婦の場合、年金収入だけでは月に5万円の赤字になるとした。
2018年の日本人の平均年齢は男性が81歳、女性は87歳です。
Googleで「日本 平均寿命」と検索すると日本人の平均寿命の推移を調べることができます。
1986年の平均寿命は78歳、2016年は84歳です。
つまり30年間で平均寿命が6歳のびていることが分かります。
このペースで平均寿命がのびると仮定すると、2050年には平均寿命が90歳なので、95歳まで長生きする人はたくさんいるかもしれません。
今回金融庁が発表した報告によると、退職する時点で2000万円ないと、95歳時点で家計が赤字になるということです。
95歳といえばヨボヨボで頭もボケてくるころでしょう。
そんなときにお金がなくて生活が苦しくなるとか、想像するだけで悲惨です。
私には90歳を超える祖父がいます。
80歳前半までは健康でしたが、80代後半辺りからボケてきて、転んで骨折したり、風邪を引きやすくなりました。
ちょっと転んだだけでも傷が治りにくく、入院したり退院を繰り返すようになりました。
今の私は滅多に病院に行きませんし、自分が将来ボケることなど想像もつきません。
私も将来祖父のようにボケて体も弱くなったら、治療費にお金がかかったり、お手伝いさんを雇ったり、ボロくなった家の改築にお金がかかってくるでしょう。
そんなときにお金がないとか悲惨だし、身内に迷惑がかかると思います。
年取ってお金がないのは本当に悲惨です。
金融庁の発表を見ていると老後貧乏とか孤独死が他人事ではないように思えてきます。
お金は貯められるときに貯めて投資することで、複利の力で資産を増やしていきたいです。
それでは。
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