リスクとは不確実性の事。
金融商品に関して「リスクが高い」とは、その価格変動が大きいことを意味します。そして一般的にある金融商品のリスクが大きければリターンも大きいです。
下の図はmyINDEXから作成した株や債券のリスク・リターンを見れば分かります。(コモデティ・日本株のリターンがリスクの割に低いですがとりあえず無視。)
ではリスク (不確実性)って大きい方がいいのでしょうか?それとも小さい方がよいのでしょうか?
当然リスクは小さい方がよい。それはなぜ?なぜリスクは小さい方がいいんでしょう?
一般的にリスクに対応するにはいくつかの方法があります。リスクマネジメントの領域では「軽減」「回避」「転嫁」「受容」があります。
リスクへの対応方法は色々と研究されてきたし、国家でも企業でも個人でも、意識的にも無意識的にもリスクを軽減するか、回避するか、転嫁するかをしているんです。それこそ大金はらって。なぜなんでしょう?
私の考えではこう。「自分が達成したい事を達成する確度を上げる」ためにリスクを減らすんです。この「達成したい事」が存在するのがポイント。
例えば現金は無リスク資産なのでリスクはゼロ。仮に年収500万円の人の達成したい事が「生活水準を一定に保ったまま30年生きる」として収入だけで生きていけるなら、株や債券なんて買う必要ないんです。だってわざわリスク資産を買う必要ないし。
そんなこと当たり前じゃないか!今の収入だとカネが足りないから株買ってるんだ!と言われそうです。
ならば、「じゃあいくら資産が欲しくて、それを達成するためにとるリスクを最低限に抑えているか、説明できんの?」と言われたらどうでしょう。意外にも「ウッ・・・」と言葉に詰まるんじゃないでしょうか ww
myINDEXを再掲。例えばリターン7%欲しければ米国株に投資すればリスクは18%程度で済みます。これは私の720の法則とほぼ同じ。
それなのに7%だとなんとなく足りないし、他のXXという金融商品ならなんとなく(リスクは知らんけど)リターン高そう、とやってしまうと、「目標」も「リスク低減」も、なにもかもメチャクチャで計画性ゼロなわけです。
こう考えると、やはり重要なのは (1) 目標としていくら欲しいか? (2) そのためのリスクは最小化できているか? にいきつきます。
でもそんなこと、サラリーマン生活やってれば会社である程度叩き込まれると思います。社畜やっててよかったわ ww
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