私は2018年からインデックス投資につみたて投資をしています。
インデックス投資のリターンは次の通りでした。
2018年:-10.60%
2019年:+11.18%
これを2年間の利回りに直すと6.8%に相当します。
米国S&P500に20~30年間長期投資した場合、利回り7~8%と言われています。
私はS&P500をメインに投資しているので、ここ2年間の利回りはだいたい過去の実績に近いと分かります。
ところで、
利回りという考え方は、何に投資するかの判断基準として使えます。
例えばマンションを購入して家賃収入を得る場合の利回りを考えてみます。
初年度に5000万円投資して毎月手数料などを引いて30万円収入を得る場合、30年間の利回りは6%です。
ここで金利1%で融資を受けている場合、正味の利回りは6%から1%を引いて5%になります。
利回りを計算して次に何をするかというと、
他の投資方法で得られる利回りと比較するのです。
S&P500長期投資(過去の実績ベース):7%
不動産投資(上の例):5%
銀行預金の金利:+0.01%
利回りを比較することで、何に投資するべきか意思決定ができるのです。
ちなみに、日銀が目指している年率2%のインフレを考慮すると、
S&P500長期投資(過去の実績ベース):5%
不動産投資(上の例):3%
銀行預金の金利:-1.99%
当然ですが銀行預金はマイナスになるので下策です。
長期投資を考えるうえで大切なのは「利回り」です。
色んな投資方法の利回りを比較することで、意思決定が出来るのです。
ちなみに例に挙げた不動産投資の利回りはIRRで計算できます。
IRRの計算方法はカール氏の本に詳しく書いていておススメです。
金融・ファイナンス (カール教授のビジネス集中講義) [ 平野敦士カール ]
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