書評

「超・箇条書き」を読んだ感想

投稿日:2018年12月12日 更新日:

チャンドラです。

 

社会人になると物を簡潔に書く機会が増えます。

メール、議事録、報告書。物を書く機会は次々とやってきます。議事録書くのに丸一日かけて上司に「何やっとんじゃ」と怒られたり。

 

なんとか物を書くスピードを上げたいと悩んでいた時に「超・箇条書き」という本にたまたま出会いました。箇条書きの魅力にはまってしまい、その後何か書くときは箇条書き、またはいったん箇条書きをしてから文章に起こすようになりました。

 

この記事が「どうすればいい報告書を書けるか」悩んでいる方の参考になれば幸いです。

 

 

 

筆者は「箇条書きを見れば、その人の思考、そして伝える力のレベルがわかる」と言っています。

その理由は考えを箇条書きにすればその考えの論理構成が正しいか明確になるからです。

言い方を変えると、先に考えを箇条書きをして論理をチェックしてから文章を起こせば、その文章の論理構成に間違いはないということです。

 

 

さらに筆者は「わずか数行の箇条書きであっても、繊細で精巧な工夫が必要だ」とも言っています。考えをダラダラ箇条書きにしても、それらの関連性が明確でなければ相手は理解できません。

 

そこで必要なのは箇条書きしたものを分類することです。例えば報告書ならば<現状>と<改善策>というふうに。

 

さらに各分類のなかの項目の配列に意味を持たせると分かりやすさが増します。<現状>の中に3つの項目があれば、一番重要な項目を頭にもってくれば、それが重要であることが明確になります。

 

さらに余計な項目は消去することが大切です。例えば<改善策>に「顧客との関係を強化する」と書いても当たり前の事なので読み手には響きません。「顧客との関係を強化」よりもより提案したい内容を記載すべきです。

 

そして筆者は相手に刺さるような文章に固有名詞が不可欠だとも述べています。固有名詞(人や会社名)を使うことでより内容がリアルになるからです。「グループの売上が10%低下」よりも「電子部品事業部の売上が8%低下」の方が生々しいし、相手によりリアルに伝わるからです。

 

 

箇条書きは単に言葉を羅列することではありません。

相手に考えを理解してもらうために、「文章をどう配列すればよいか」「どの言葉を残し、どの言葉を省くのか」「どんな言葉を使えば相手にリアルに伝わるか」を考える作業を要するのです。

 

私が出会ってよかったと思える本の一つです。

 

それでは。

 

 

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