書評

【書評】【良書】「ビジネスモデル・ナビゲーター」で新規事業を考える

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最近会社のエライ人から新しいビジネスモデルを考えろと言われています。私の会社の事業内容もは特定の領域にかなり偏っているので、会社の業績が景気などの外部要因に大きな影響を受けるのです。だから、なんとかせいと。

 

なんか考えろと言われたら、まずやるのは情報収集。というわけで、勉強がてらに読んでいるのが「ビジネスモデル・ナビゲーター」という本ですが、これはなかなか当たりでした。

 

過去50年における画期的なビジネスモデルイノベーションの90%以上は、単に他業界の既存のアイディアや概念の組み合わせに過ぎない、ことが分かっていて、そのアイディアや概念を55パターンに分類しているのが本書の特徴。

 

 

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例えばほとんどのパソコンにはインテルのシールが貼っています。これはインテル社の素材ブランディングという手法。インテル社はパソコンメーカーに補助金を払い、パソコンメーカーは製品にインテル社のシールを貼ることを了承。こうすることで、インテル社は顧客に自社のマイクロプロセッサの認知度を高めてきたというわけです。

私は今まで、なんでパソコンにインテルのシール貼ってんだ?と思ってたのですが、こういう理由があったんですね。全然知りませんでしたよ ww

 

もう一つ例を挙げます。ネットジェッツ社は部分所有と言うビジネスモデルを使って航空機のビジネスをしています。

同社は世界中に合計800以上の航空機を保有し、顧客に飛行時間の一部を販売し、顧客はいつでもどこでも航空機を利用できる。個人で自家用航空機を所有しなくても、集団で部分的に所有することで、より安く使えるというわけです。

ちなみにネットジェッツ社はバークシャーの子会社です。

 

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ここで挙げたのは55個のうち2つの例です。本書が言いたいのは、要は世の中の成功している会社のビジネスモデルは、55個のモデルを複数合わせたものに過ぎない、ということなんです。

だから新しい事業を考えるときは、自分の会社の既存のビジネスモデルを書き出してみて、この55個のモデルから使えそうなやつを適用してみて何か新しいことができないか、考えてみようということ。組み合わせるというのがポイント。

言うは易し行うは難しですが、少なくともビジネスモデルが55にパターン化されると聞けば、新規事業に取り掛かるうえで心理的な障壁は下がるし、それをヒントにすることができます。

その点で本書はかなりおすすめだと思います。

 

 

 

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