資産運用 金融工学

レイ・ダリオのオールウェザー・ポートフォリオでボラテリティをガッツリ下げる。

投稿日:2021年3月4日 更新日:




 

レイ・ダリオ氏のオールウェザー・ポートフォリオ。詳細は書籍「世界のエリート投資家は何を考えているのか?」に紹介されています。

このポートフォリオは資産を下のように分散せています。資産価格は4つの「季節」で異なる動きをするので、分散を効かせてどんな季節がきても資産を大きく減らさないようにしているというわけです。

「季節」とは「インフレの季節」「デフレの季節」「経済成長の季節」「経済停滞の季節」です。

30% 株式

40% 長期米国債

15% 中期米国債

7.5% 金

7.5% コモデティ

 

引用: Optimized Portfolio

 

こういうガッツリ分散を効かせたポートフォリオがあることは知っていたのですが、「ふ~ん」と思って良く調べてなかったんですね。で、このサイトに色々分析した結果があったので見てみたんですが、ちょっと驚いたんですよ。

オールウェザー (AW)はS&P500と比較するとリターンはわずかに劣りますが、リスク (ボラテリティ)は大きく減るんです。

 

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2006年~2020年のデータを比較すると、

AW: 年率リターン (7.93%)・リスク (7.36%)

S&P500: 年率リターン (8.65%)・リスク (15.38%)

投資効率の指標となるシャープ・レシオを比較すると、

AW: 1.55

S&P500: 0.81

スゴイですね。リターンの差は1以下ですが、AWのリスクは半分以下まで下がっています。その結果、AWのシャープレシオはS&P500より2倍近く高い。

あと注目すべきは暴落に強い点ですね。15年間でS&P500の最大下落率は-50%ですが、AWは-12%とかなり低いです。

つまり15年間だけに着目すると、AWはS&P500に比べて暴落に強く、年率リターンは1%しか劣らず、さらにボラテリティは半分になる、ということです。

私は株式インデックスに集中投資していますが、このオールウェザー・ポートフォリオにはかなり興味が出てきました。

サラリーマンやってる間は毎月収入があるので株式だけで運用するのもいいですが、暴落するとヤバくなる引退後に運用するのにオールウェザーは使える気がします。

 

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とろこで。

シャープレシオが低いポートフォリオは、ある方法を使うと「比較的」安全にリターンを向上させることができます。それはレバレッジをかけるという方法です。

オールウェザーにレバレッジをかけるとどうなるかは、別の記事で紹介します。

 

オールウェザー・ポートフォリオを紹介した書籍:

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