私は2018年2月にPMP (Project Management Professional)を取得しました。勉強時間は約3ヶ月で一発合格することができました。
ここでは私の合格するまでの過程や使用した教材、E -Learningを紹介します。
これからPMP試験に挑戦する方の参考になれば幸いです。
PMPは名刺にも書ける国際資格です。
PMPって何だ?という方は次の記事を参照ください。
PMP受験を思い立つ
私は会社でプロジェクトのメンバーとして働いています。社会人を数年経験して仕事にも慣れてきたころ、仕事の「遂行方法」に関して悩みました。どうすれば部下を効果的に動かせるか、どうやって作業の進捗を管理するべきか、どうやってリスクを洗い出すか、どうやって顧客の要求を見落とさず最終プロダクトに落とし込めるか、等々。
これらの問いに対する回答は社内の手順書などにはある程度まとまっているもののもう少し体系的に学びたい、それを身に付けて遂行能力をつけたい、と考えていたところPMPの存在を知りました。PMPについて調べていくうちに、PMPはプロジェクトマネジメントの手法を体系的にまとめたものであり、あらゆる業種に適用可能であることを知り、仕事に活かせると考えてチャレンジすることにしました。
合格の3か月前のことでした。
PMP試験合格虎の巻を購入して勉強
ネットで調べていくうちに多くの方が「PMP試験合格虎の巻」で勉強して合格したことを知り購入しました。
PMP試験はPMBOK (Project Management Body of Knowledge)という英語の本の知識を問う試験です。虎の巻はPMBOKの内容が日本語で簡潔にまとめられ、章ごとに練習問題がたくさんついている良書です。
毎日仕事終わりに2時間程度勉強して最終的に3周しました。練習問題も全て解き、間違えた問題は単語カードに書き写して繰り返し繰り返し解きました。
本はこの一冊しか買っていません。これだけで十分だと思います。
e-Learningを受ける
PMPを受験するためにはプロジェクトマネジメントに関する研修を35時間受講した証明書が必要です。そこでE-Projectというサイトでe-Learningを受講しました。値段はキャンペーン価格で30,000円でした。
こe-LearningはPMBOKの内容をビデオ動画で学ぶ講座で、章末問題や模擬試験が豊富で大変有用でした。また解答に対する講師のフィードバックもあり、何が理解できていて何が理解できていなかったのかをしっかり把握することができました。
ちょうど会社が正月休みに入ったので、35時間のビデオ講習を10日で一気に終わらせました。
米国PMIのサイトで試験を申し込む
e-Learning終了後、米国PMIのサイトで試験を申し込みました。
業務経歴書を英語で書く必要があったので、「私はXXプロジェクトでXXの設計を担当しました。スケジュール作成、プロジェクト要求特定、マンアワーコントロールなどを行った。」的なことを書いて提出しました。
翌日下のメールが届き、PMP受験資格を手に入れました。
御茶ノ水ソラシティで本試験を受ける
本試験を受けに御茶ノ水ソラシティに向かいました。
受験票を提出後、入念に身体検査を受けて試験部屋に入室。パソコンの画面に出てくる200問の4択問題をひたすら解きました。
難易度は虎の巻やe-Learningの問題と同じレベルで、解答に迷う問題はほとんどありませんでした。
試験終了のボタンを押して退出すると、係の方にレポートをもらって「合格」したことが分かりました。正解率は約85%でした。
3ヶ月の努力が報われてホッとして帰宅しました。
数日後にオシャレな証明書が送られてきました。
最後に
以上が私の体験記です。
これからPMPを受験する方の参考になれば幸いです。
それでは。