チャンドラです。
私が新入社員のころのはなしです。
私たちは約2か月の社内研修を受けていました。私の同期には女性社員が15人くらいいたのですが、女性社員は皆仲良しでよく女子会を開いて色々とうわさ話をするのです。まあどこの会社でもよくあることですよね。
若い女子社員の話題と言えば、「誰がカッコいい」とか「誰が好きなタイプ」とかです。そこで同期の男性社員一人一人が、見た目とか性格とかで一人一人吟味されていくわけです。
で、話題が私の番になったのですが、ある女性社員が言い放った一言は、
「あの人は男として見れない」
でした。その理由は顔がかっこよくないというのもありますが、
「見た目が貧相で貧乏くさい」
が大きな理由だったそうです。
私がなぜこの話を知っているかというと、女子会で話された内容をベラベラ喋る女子がいて、その女子から内容を教えてもらった仲のいい男子社員が教えてくれたのです。彼は
「男として見れない、とか面白すぎだろ!ギャハハハ!」
と爆笑していましたが、私も笑うしかなかったですね。
今思うと「見た目が貧乏くさい」というのはかなり当たっていました。
私は学生時代に極貧生活をしていました。お金がなかったので、8畳の部屋に4人で生活したり、野菜ばかり食べたり、拾ってきた家電を使ったりして生活していました。
入社当時も安物のスーツや靴を身に付けて出勤していましたね。
こういう貧乏生活をしていると、貧乏な匂いが他人に伝わります。
安いものばっかり食べたり、見た目に気を配らなかったり。
そして「貧乏くさいな」と思われたら、その時点で評価が下がってしまうのです。
私は今でも節約していますが、見た目はキチンとするように心がけています。
革靴や財布は上質の物を買って、定期的に磨くようにしていますし、ワイシャツもアイロンをあててシワを取るようにしています。髪の毛もボサボサのままにせず、セットするようにしました。
節約は大切ですが、ケチりすぎた結果人を不快にする恰好をすると自分が損します。
何をケチって何をケチらないか、メリハリをつけるのが大切ですね。
ちなみに私の事を「男として見れない」と一刀両断した女子社員は、
貧乏臭さが皆無の爽やかイケメンと早々に結婚しました。
やっぱり大事なのは清潔感ですよ。それと顔。
それでは。
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