資産運用

マネックス・アクティビスト・ファンド。「対話」で企業価値って向上するのかな?

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最近やたら広告で出てくる信託報酬2%超えは私の感覚では高すぎると書きました

どのファンドかといえば、マネックスアクティビスト・ファンドなんですけどね。サイト:Link

このファンドの特色は「個人投資家を巻き込んだ、オープンで総合的なエンゲージメントの推進」です。

エンゲージメントとは対話のこと。個人投資家の声を吸い上げて投資している企業に届け、経営者に「気づき」を与えることで企業価値向上を狙うそうです。なるほど。

(というかエンゲージメントって分かりにくいな・・・横文字使うなら”dialog”の方がより「対話する」ニュアンスがあってわかりやすいと思うんけど・・・)

それにしても、これが上位10銘柄か・・・

 

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私が気になるのは本当に「対話」で企業価値は上がるのか?ということ。

私が好きな本で三枝匡氏の会社再生系の小説があるんですが、あそこには企業経営のプロが乗り込んで、それはもう反発する従業員と闘いながら三枝氏も従業員も血が滲むような努力をしながら会社が変わっていく様子が描かれています。

(ミスミ・グループもその一社。今日時点で株価はほぼ過去最高値を更新。私は個別株はやりませんがこの会社はスゴイ会社だと思います。)

これはちょっと極端な例にしても、企業価値を向上するのってそれほど大変なことだと思うんです。外野から何でも好き勝手言う個人投資家の意見をホイホイもっていって「対話」するだけで、企業価値って上がるのかな ww

上位10銘柄で全体の50%を占めるということは、全銘柄は30~40社くらいだと推測します。1社の企業価値を高めるのも大変なのに、30社もできるのかな?

たとえ一社の株価が変わったとしてもファンド全体の株価上昇に与える影響は微々たるものでしょう。

だとすれば、成功するかも分からない企業価値向上のための「対話」は信託報酬2%払うに値するのか?

「いや、得るもの少ないけど日本の会社を元気にするっていうファンドの理念に共感したから投資するぞ!」という人もいるかも知れません。そのへんは投資家の価値観によるのかもしれません。

私はやりませんけどね。

企業価値が向上する可能性のある銘柄の寄せ集めは、時価総額加重平均になってません。ポートフォリオ理論の観点にたてば、このような銘柄の集合体は最適(シャープレシオが最大)とは言えません。

 

関連記事:

アクティブファンドの高い信託報酬は「逆配当」みたいなものか。

 

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