チャンドラです。
自分の生涯年収を見積もると、改めて投資の必要性を感じます。
老後資金は足りるか?
私の現在の年収は約650万です。手取りは0.8掛けで約500万円程度です。手取りのうち約半分の250万円を貯蓄と投資にまわしています。
このおかげで2,000万円を貯蓄することができましたが、これは独身だからこそ出来ることです。今後家族が増えたり消費税が増えたりすれば当然貯蓄にまわせる金額は減ります。
そして会社の業績はいつ悪化するかも分かりません。悪化すれば給料も減るしボーナスも減ります。いつ何が起こるか分からないのです。
退職金を含めて生涯年収を3億だと仮定します。そのうち10%を貯蓄にまわすと仮定すると、その額は3,000万円です。
65歳で退職して90歳まで生きると仮定すると、月々10万程度です。年金はひと月20万円もらえると仮定すると、65歳以降はひと月30万円でやりくりする必要があるわけです。
総務省「家計調査」によると60歳以上の無職の世帯では月々平均24万円の支出があることが分かっています。残るのはたった6万円です。夫婦で毎月2泊3日の温泉旅行に行けば消える金額です。
そして年をとれば病気にもかかりやくくなるので医療費も増えます。
介護も必要になるでしょう。息子娘と家が離れれば老人ホームに入るでしょう。入居一時金は莫大です。2泊3日の温泉旅行など行ってる場合ではありません。
よほどドラスティックなことをしない限り、本業から得る生涯年収を大きく変えることはできません。
だからこそ何もしなければ今後退職するまでにどれだけのお金が手に入り、退職後どれだけのお金が手に残るかを見積もることができるわけです。そして老後が不安になるのです。
老後に安心するには投資しかない
本業から得る収入を増やせないのであれば、副業か投資するしかないでしょう。
副業はどうか?
毎日朝から晩まであくせく働き、家に帰っても仕事の不安で頭がいっぱい。
そんな状態で腰を据えて副業で稼ぐのは(よほど能力がない限り)難しい。
私は「投資」しかないと考えます。
私はこれまでに2,000万円を貯めましたが、このお金を年利3%で運用すれば30年後には税金を除いて4,200万円まで増やすことができます。米国株や新興国株は今後も成長が見込めます。これらに投資すれば年利3%も夢ではないと信じています。
貯金を運用して得た4,200万円のおかげで何か新しい趣味を始めることができるでしょう。老後の温泉旅行も海外旅行に変更できます。老人ホームも少しグレードが高いところに入れそうです。
時間は武器
私が投資を始めたのは少し遅かったのですが、それでもまだ退職まで30年以上あります。
30年という時間は武器です。複利の効果が得られるからです。
私はこれまでに貯めた資金を投資で運用して安心できる老後を手に入れてみせます。
それでは。
まだ間に合う 老後資金4000万円をつくる! お金の貯め方・増やし方 (アスカビジネス)
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