資産運用

S&P500絶好調の後に来る調整とか暴落に備えるマインドセット

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私が愛読する「市場サイクルを極める」からの引用。

軽視されたり、見落とされたりしているかもしれないが、私の経験から言うと、金融サイクルはおおむね対照的である。サイクルのあらゆる動きには「反対側」がある。つまり、すべての上昇期のあとには下降期が続く。いや、むしろ、すべての上昇期は次の下降期をもたらすというべきだろう。・・・

たいていの人はブームのあとに暴落が起きることを知っている。だが、ブームが暴落を引き起こすという実情を把握している人は少ない。・・・

市場の安全性を保つには、リスク回避の姿勢が必要不可欠だ。過度に寛容な資本主義はやがて無謀な金融取引を生み出し、ひいては参加者を危険にさらす、といった普遍的なテーマが潜んでいる。

つまり、細部は重要ではなく、気に留めなくても構わない。だが、テーマは絶対におろそかにできないものであり、繰り返される傾向が極めて強い。こうした傾向を理解すること、そして繰り返された場合に気付けることが、サイクルに耳を傾けるうえで、きわめて重要な要素となるのだ。

嗚呼、なんて味わい深い文章なんでしょう。本書を読みながら書き写しているだけで、自分の楽観主義を抑えなければいけない衝動に駆られます。

 

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今年のS&P500は絶好調だと言えます。現時点で年初来20%の上昇、昨年3月のコロナ禍のどん底から100%の上昇です。ぶっちゃけると、私の今年の資産はほとんど減りを見せずに増加しました。

ただし。

ハワード・マークス氏が言うように、「すべての上昇期のあとには下降期が続く。」んです。

これがS&P500などの株式指数が過去に実際に示した傾向であり、今後も続くであろう普遍的な法則でしょう。

年率7%の上昇というのはあくまで平均。株価が上昇することもあれば、下落することもあって、長い目でみれば上昇回数・上昇幅が下落回数・下落幅を上回るから平均としてプラスなんです。

当たり前ですが、継続的に株価が上昇を続けるということはあり得ない。

株価絶好調の時期に「株価が上がり続けるなんてありえない」というのは、例えると人気急上昇中の芸能人とかに「あまり自惚れない方がいいよ」というのと同じです。

おそらく「ハ?ノリ悪いこと言うなよ。空気読めや、カス。」と一蹴されて終わるでしょう。

そうやってディスられるのは置いとくとして、やはり市場にはサイクルがあることは頭に叩き込んでおいた方がいいと思います。少なくとも私は叩き込んでいる。

さもないとリスク許容度を越えた投資をやってしまうでしょうね。3倍レバレッジとか。最適投資比率の計算方法はこちらを参照。

 

 

関連記事:

現金:S&P500の最適比率が分かる早見表 (マートン問題と相対的リスク回避度で計算)

【衝撃】レバレッジはリターンの中央値を下げる【金融工学】

【予想外】暴落を取り入れたS&P500投資シミュレーションの結果。幾何ブラウン運動+ジャンプ過程。

 

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