日本人の平均賃金は30年間増えていないそうです。Buisness Insiderの記事から引用。
雇用の流動化が進んだこの30年、日本では平均賃金も増えていない。図表1はG7諸国の平均賃金の推移をまとめたものである。
ほとんどの国で平均賃金が右肩上がりに上昇しているにもかかわらず、日本の平均賃金は30年近く横ばいのままだ。しかも日本の平均賃金は、1990年初頭はアメリカに次いで2番目の水準だったのに、現在は下から2番目にまで転落している。
日本の平均賃金が増えなかった理由は、企業の人件費の抑制や、賃金水準の低いサービス産業の拡大、いわゆる「非正規化」の進展などである。いずれにせよ、高度経済成長期やバブル景気は過去の話、日本は30年間で賃金の安い国になってしまった。
賃金が伸びない理由は、過剰サービスだからとか非正規雇用が増えたからとか、経済学者や評論家が色々分析して発信してます。
ですが、我々庶民が「アベノミクスが悪い」とか「政治家は庶民の生活を知らん」とか騒ぎまくったところで、1ミリも給料は上がらないんですよ。
私はサラリーマンですが、消費税が10%まで上がったのに、月給の1%アップすら会社からは認められません。そんなもんです。
ひとつの企業の月給すら上がらないのに日本全体の企業が一斉に賃上げするとは思えないです。下のグラフの赤い線が2022年以降伸びていく様子が全く想像できないな!
夢も希望もないことを言うと、こういう悪い流れはよっぽど荒治療をしないとズルズルと悪い方向に行く気がします。
よく炎上しているプロジェクトのことをデスマーチと言いますが、問題の原因を特定して思い切った方法をとらないと悪い流れは止まりませんからね。
で、私はどうすればいいのかを全然思いつかないのですが、個人レベルであれば文句垂れる暇があったら副業で少しでも稼ぐか、貯金をやめて堅実に運用していくしかないと思います。
それが嫌なら諦めるしかないかも。ちなみに私の知り合いはデモやってましたが給料は1ミリも上がってないようです。
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