チャンドラです。
今日は職場の忘年会でした。忘年会は普段話す機会がない人とも打ち解けて話すチャンス。
ちょうど今年から短期契約で入社したベテランのアメリカ人エンジニアと話す機会が持てたので、何に投資しているか聞いてみました。普段物静かな彼ですが投資の話になるとノリノリ。
彼曰く、
「おれは401K制度(アメリカの確定拠出年金制度)でお金を積み立てている。対象はアメリカのインデックス・ファンドだ。401Kでは色んなインデックス・ファンドが選べる。おれが選んでいるのは大企業の株価に連動するファンド、中規模企業のファンド、小規模企業のファンドの3種類。大企業のファンドは安定しているが、逆に小規模企業のファンドはリスクが高い。各々に30%ずつ投資して残りの10%は特定のセクターのインデックスに投資している。こうやってリスクが異なるファンドに投資してリスク分散しているんだ。これがおれのポートフォリオだ。」
「おれはアメリカ以外には投資していない。アメリカ株は歴史的に見ても一時的な暴落を経験したけど長期的にはずっと上昇してきたからだ。おれは投資したお金の評価額は見ない。年に数回ファンドの過去10年の成績を見て投資額を調整するけど、基本的にはほったらかしだ。」
「最近アメリカ株は大きく下がったが、おれはダウ平均が26,000ドルの一番高い時にこれまで投資したファンドを全部現金に換えたよ。どうやったかって? 色んなニュース記事とかアナリストの評論を読んだりして26,000ドルが売り時だと判断したんだ。おかげで金持ちだ。来年退職するから後はアメリカに帰ってのんびり過ごすぜ。今の日本のアパートは狭いけどアメリカの家はデカいからな! HAHAHAHAHA」
ちなみに私がS&P500に積立していると伝えたところ、
「おまえは正しい。アメリカ株は今後も上がり続けるからな。今は株価が下がっているけど決して投資を止めるな。運用成績は見ない方がいい。心がぐらつくかもしれないから。少しずつ積み立てるんだ。そしたらお前は30年後ミリオネアだ。HAHAHAHAHA」
投資の話を外国人としたのは初めてでしたが、米国株をメインにしている自分の投資方針を正当化ようで少し嬉しかったです。ただし他の国にも投資していることに対しては「他の国は分からん。アメリカだけでいいんじゃないの?」という反応でした。やっぱりアメリカの経済は好調なのでアメリカ以外は興味がないもよう。
また外国人は投資の話が好きだと聞いたことがありましたが、事実でした。新たな発見です。
有意義な忘年会を過ごすことができました。
それでは。
私がインデックス投資をする理由はこちらです。
2050年のGDPランキングです:日本とアメリカの順位は…?
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