資産運用

投資方法の優劣はつけられるか?可能だが公平な比較は難しいと思う理由。

投稿日:2021年3月6日 更新日:




 

インデックス・ファンドか、セクターETFか、成長銘柄か。はたまた高配当銘柄か。どの投資手法が一番大きなリターンを手にすることができるか?と問えば、その答えを出すのは難しいと思っています。

未来の株価はどうなるかが分からないから、というのも理由のひとつですが、そもそもどういう前提で比較するか?という前提条件によって結果は大きく変わると思うからです。

インデックスに投資しているAさんは、5年前に投資を初めて投資額は合計500万円。現在の評価額は600万円。つまりトータルリターンは20%。

一方、成長銘柄に投資しているBさんは、1年前に10万円投資して現在の評価額は20万円。つまりトータルリターンは100%。

AさんのトータルリターンとBさんのトータルリターンを比較すればBさんの方がはるかに大きい。よって成長銘柄の方が優れている。

本当にそう?

いやいや違うでしょ ww だって前提条件が違うんだから。

 

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そう、AさんとBさんを比較したところで前提条件が全くあってないんです。投資期間はAさんは5年に対してBさんは1年。しかもその1年間で高成長銘柄が爆上げしたたまたま爆上げした可能性だってある。

次に投資方法。Aさんは長期投資を見据えて積み立て投資。Bさんは一括投資。積立投資は一括に比べて高値掴みする可能性を減らすリスク対策としてやってるわけで、たまたまある期間を切り取ってAよりBが優れているとはいえない。

3つ目は投資金額。10万円を投資するのと500万円を投資するのではそもそも取れるリスクのスケールが違う。10万円程度ならゲーム感覚でリスク高い銘柄にもチャレンジできるわけで、それでリターンが2倍になったかAより優れた手法というのは「?」と思わざるをえない。

そう、投資の優劣を完全にApple to Appleに比較するためには、参加者がある時点で同じ金額を別々の対象に投資し、決まった期間後にその結果を比較して決めるべきなんです。こうすることで初めてフェアな比較ができる。

 

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ではこういう比較の仕方ができるかといえば、何かの投資コンテストに参加するなりしてフェアな環境を強制的に作り出してやればできなくもないです。

でもやったところで結果はほとんど見えてるような気がします。投資期間が1年ならリターンは成長銘柄 > インデックス > 高配当 になるだろうし、30年ならインデックスが勝りそうな気もします。前の記事で書いたように高配当はないと思います。

優劣比較もいいんですが、大切なのは結局自分がいくら欲しくてその目標に近づけているのか?だと思います。

20年後に1億作りたいという目標があるとして、今の資産が1000万円しかなければ、そもそもインデックスでは無理なわけでもっとリスクとった投資するしかありません。逆に今の資産が3000万なら高成長銘柄に劣るインデックスでも20年後の1億は射程圏内だと思います。

まずは目標ありきだと思います。目標がないから他の手法との相対的な優位性でしか自分の手法を語れないのです。それでも比較するならApple to Appleでやるべきです。できないならやるだけ無駄でしょう。

例えれば大学受験みたいなもんですよ。目標は行きたい大学に合格することなのに、なぜか友人の偏差値ばかり気にする。そんなバカな受験生はいないでしょう。(いや、1人か2人はいたような気が ww)

 

 

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