サラリーマンの私は毎年この時期になると上司と業績評価の面談をします。自分が設定した目標と目標の達成度合いを話し合い、その中で成長できたことや成し遂げたことをアピールするんです。そこで評価されれば来年の給料は上がる。
社畜にとって業績面談の日ほど重要な日は他にない、と言っても過言ではない。
面談直前に1年間を振り返ってアピールポイントを捻りだしても時すでに遅し。1年間は長いので何をしたかを忘れてしまう可能性が高い。そこで私は「これはアピールできる」と思ったことはあらかじめヒミツ☆の管理表に記録しておいて、面談前にストーリー(どんな問題が起きたか → どう解決したか → その結果どうなったか)をまとめて上司に提出するようにしています。そう、何事も事前の準備が必要なんですよ。備えあれば憂いなしですからね。
そして面談開始。アピールポイントは何個かあったのですが、ある案件で特別な手法を使って大きなコスト削減に成功した件を一番アピールしたんですよ。かなり粘り強くやって成功したので、これは評価されるっしょと期待しながら上司にドヤ顔でプレゼンしたんですよ。ところが上司はずーっと下向いて反応なし。あれっ?
私「あのー。数千万円のコスト削減に成功したんですけど・・・。聞いてます?」
上司「うーん、それは頑張った思うけど・・・ちょっとアピールとしては弱いかな。」
私「な、何故ですかッ!?」
上司「会社がどういう点を評価するかというと、実務でコスト削減したか?よりも業務改善に貢献しているか?なんだよね。例えば最近〇〇さんが業務効率を上げるために●●に取り組んでいるよね。あれが実現すれば皆の作業効率が上がることになる。そういう取り組みが評価されるんだよ。君が頑張って君だけの担当案件のコスト削減に成功するよりも、業務改善で期待できる皆の作業効率アップの方がトータルで見れば大きなコスト削減になる。だからそっちの方が評価が高くなるのは当然だよね。君には今後は業務改善の方で頑張ってほしいんだよ。」
私「おっ、仰ることは理解できますが私も担当案件でいっぱいいっぱいで・・・さらに業務改善までやる余裕は・・・それはあんっまりですぅ」
上司「そこを何とかするのが君の腕の見せ所だろ?」
私「いや・・・それは・・・(これ以上サービス残業しても私にとってメリットないし・・・)」
上司「来年、期待しているよ。」
というわけで昇給の見込みは無くなりましたよ。
というか、すでに数千万コスト下げてるんだからそこは評価してくれよ、と叫びたくなりましたが、所詮はムダなあがきです。天を仰ぎましたよ。しょせん私は社畜、エサが増えるかどうかは会社が決める事。私にコントロールする権利はないのです。さすがにこれ以上残業すると健康を害する恐れが出てくるのだが。
昇給をとるか健康をとるか?
もちろん健康です ww
実はここまで書いて調べなおしたのですが、昇給したところで月に5千円しか上がらないんですよ。年間で6万円。
カス過ぎる ww
昨年インデックス投資で得た運用益は200万円以上。それに比べたらゴミです ww
さすがに年間6万円ゲットするために更なるサビ残するほど私もバカではありません。というか残業しすぎて外食が増えたり健康を害することで6万円以上のお金を失う可能性もあります。すると実質は減給と同じ ww
業務改善を期待する上司には申し訳ありませんが、私は健康をとりますよ ww わずかな昇給と引き換えに健康を害しても、私に何のメリットもないですからね。
昇給よりも投資の方が儲かるわ ww という方はこちら: