「一人で生きる」が当たり前になる社会という本を前にも紹介したんですが、この本は面白いことが色々と書いてます。
自己肯定感って、まさに幸福度とニアリーイコールじゃないですか。やはり、この自己肯定感を上げていかないと、いつまで経っても不幸は変わらないですよね。
この自己肯定感に関して、いわゆる「インスタ映え」から興味深い傾向が見いだせます。自己肯定感が高くて、「幸せ度マックス」の女の子のインスタグラム画像って画面のどこかに必ず自分を入れるんですよ。・・・「いいね!」を押してもらいたいのは「自分」だからなんですよ。
一方、自己肯定感のない男のインスタは、モノしか写っていない。ラーメン次郎とか風景とか、工場とかバイクとか、桜とか富士山とか。・・・
自己肯定感が低い人は、自分のことが嫌いなんですよ。自分の顔とか声とか動きとかを嫌っている。あと、インスタだけでなく、TikTokもやらないですよね。
「一人で生きる」が当たり前になる社会【電子書籍】[ 荒川和久 ]
これはナカナカ図星を突いてくる指摘だと思いますね。むしろ「おまえがインスタに挙げてる写真を見れば自己肯定感あるかないか、丸わかりだよ?」という脅迫めいたものを感じます。
ちなみに本書によると、自己肯定感の評価軸は男女で違うそうです。男性は「恋愛軸」、女性は「仕事軸」。
男性の場合、自己肯定感が低い人は「恋愛に自信がない」「容姿に自信がない」だと答える。女性の場合、「仕事の評価は実力主義がいい」とか「負けず嫌いだ」とか答える。
この違いは面白いですね。
そういえば、私もたまにスマホで写真を撮りますが、驚くほどモノか風景しか写ってないですね。というか自分の顔の写真は証明写真しかないですよ。マジです ww
よく結婚式の新郎新婦のムービーで生まれてから今までの個人ヒストリーを写真で流すやつがありますが、私の場合は冗談ぬきであそこに流せる写真がないです。
この本の基準からすると、私は自己肯定感皆無ですが、まあいいんじゃないですかね。無理に高めようとしても疲れますし。
「一人で生きる」が当たり前になる社会【電子書籍】[ 荒川和久 ]
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