チャンドラです。
私はインデックス・ファンドに積立投資しています。
インデックス・ファンドを選ぶうえで重要なのは信託報酬の低さです。信託報酬とは、投資信託を保有する代わりに支払う管理料のことです。純資産額の数%かかることが一般的です。
例えば私が投資しているeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の信託報酬は業界最安レベルで、0.162%です。資産100万円なら信託報酬は1620円です。
インデックス・ファンドの販売会社の販売競争は激化していて、信託報酬は年々引き下げられています。それこそ0.1%の争いです。
信託報酬は安ければ安いほど得です。それでは信託報酬が0.1%安いと運用結果にどれだけ影響するのでしょうか?
<ケース1>
年利5%のファンドに毎月3万円を30年間投資する場合を考えてみましょう。信託報酬が0.1%、0.2%、0.3%の評価金額を比べてみます。結果は次のようになりました。
投資金額:1,080万円
評価金額 (0.1%): 2,466万円
評価金額 (0.2%): 2,422万円
評価金額 (0.3%): 2,379万円
信託報酬が0.1%のファンドの成績は0.2%よりも44万円高いことが分かります。そして0.3%よりも87万円高くなります。
<ケース2>
次は毎月5万円を30年間投資する場合を考えてみます。結果は次のようになりました。
投資金額:1,800万円
評価金額 (0.1%): 4,111万円
評価金額 (0.2%): 4,037万円
評価金額 (0.3%): 3,965万円
例えば信託報酬が0.1%のファンドの成績は0.2%よりも74万円高いことが分かります。そして0.3%よりも146万円高くなります。
信託報酬が0.1%安いと運用結果にどれくらい差が出るのか見てみました。
年利5%のファンドに毎月3万円投資する場合の結果をもう一度。
0.2% → 0.1%:プラス44万円
年利5%のファンドに毎月5万円投資する場合の結果は、
0.3% → 0.1%:プラス74万円
信託報酬0.1%の差は大したことがないので、ファンドはさっさと選んだ方がいい、と言いたかったところですが、
0.1%の差はかなり大きい
ということが分かりました。
分かり切ったことですが、
必ず信託報酬が安いファンドを選びましょう
それでは。
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