S&P500とか全世界株式のインデックス・ファンドをポートフォリオの主力に置いて、少しだけ個別株を買うという考え方。
私も試してみようかな、と考えたことがあるのですが、結局やめてしまいました。
何故かというと、これをやるとポートフォリオが乱れていくからです。
例えばポートフォリオの80%近くをインデックス・ファンド、残りの20%を個別株にするとして、このような構成を取る動機を考えてみると。
「S&P500のリターン (年平均7%) だけでは満足出来ない。だからより高いリターンが期待できるグロース株を加えよう。ただしリスクが高まるから20%程度にしておこう」
たぶんこんな感じでしょう。
ただ繰り返していうと、これをやり出すとポートフォリオが乱れる可能性が高いんです。
それは何故かというと、何の個別株を何%加えるかという迷いが生じるからなんです。
例えば20%をAmazon株とかNvidia株にするとして、本当にそのまま長期で持つのか?っていうことです。
成長性が高い株はそのときどきで変わります。新しく登場した成長株に目移りすると売買してしまう。今まで20%だったけど30%に増やそうか、なんて考えてしまう。その果ては・・・。
インデックス投資はヒマだから刺激目的で個別株を足すのならOK。でも、リターンを上げる目的で足すなら反対ですね。
過去記事にも書きましたが、部屋が汚い人は特に要注意だな ww
部屋の乱れは心の乱れ。心の乱れはポートフォリオの乱れ ww