マネーの虎のある回で、ノーマネーでフィニッシュとなったクソ生意気な挑戦者と堀之内社長のやりとり。
堀之内「世の中にいっぱい金持ちになりたがっている人がいるよね。なれる人となれない人がいるよね。なんでだろうね。」
挑戦者「努力って答えが、いちばん適格だと思うんですけど。」
堀之内「違うんだよなー。」
挑戦者「・・・じゃあ何ですか?」
堀之内「考え方です。考え方。努力なんてしなくていい。考え方さえ変えれば、お金ってのはね、儲かる。」
マネーの虎もすでに終了して、その後堀之内社長も事業に失敗して倒産したらしいんですが、このときの挑戦者とのやりとりが一番印象に残っているんです。
マネーの虎は動画サイトにもたくさん挙がっていてどの回もメチャクチャ面白いんですが、今回の挑戦者と堀之内社長のやりとりが一番印象に残る。
考え方を変える。
考え方を変える、とはこれまで「やってきたこと」をこれまで「やってこなかったこと、やろうと思わなかったこと」に変えるということ。
資産運用の観点でいえば、「金を無リスクの銀行預金にぶちこむ」の代わりに「リスク資産にぶちこむ」のも、考え方を変えた結果だといえます。
私がやった「考え方を変える」というのはまさにコレで、無リスク資産でチミチミ運用しても資産は増やせないということで、インデックス投資を始めたんですね。
当然ながらリスク資産にはリスクがあるので、自分のリスク許容度にあったのを選んだ結果が、インデックス投資だったのですが。
で、「ウォール街のランダムウォーカー」なり「株式投資の未来」を読む前に必要だったのが、「銀行預金」→ 「リスク資産での運用」という方針の大変更が必要だったわけで、
それがどうやって行えたかは「考え方を変える」だったんです。
ふつうのインデックス投資からさらにリスクを取って高リターンを狙いたいならレバレッジをかければいいのですが、この「レバレッジをかける」というのも「考え方を変える」と言えそうです。
投資した金額以上の金を運用する、というのも方針の大変更なので。(個人的にはリスク許容度を超える投資なのでやりませんが。)
考え方を変えるのは容易ではないんですが、やはり本読むなり人の話をきくなりしてアンテナを張って「きっかけ」を掴むのが大事だと思います。
私は金銭に関する人の話はほとんど信用しないので、本、しかも古典がおススメ。やはり「ウォール街のランダム・ウォーカー」や「投資の大原則」に行きつくのですが ww
そういえば堀之内社長はこのあと破産してたな・・・。
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